◆明治神宮大会高校の部(10日・神宮) ▽日本航空石川7X―6日大三(延長10回無死一、二塁からタイブレーク)

日大三(東京)の小倉全由(まさよし)監督(60)が、日本航空石川(北信越)の危険なプレーに怒りをあらわにした。

同点の9回裏2死一、二塁から、日本航空石川の7番・山岡広紀二塁手(2年)が右前打。サヨナラを阻止するため、
右翼手は前進守備だったが、二塁走者の上田優弥左翼手(2年)が本塁へ突入。送球を受けていた斉藤龍二捕手(2年)と
激突した。

ミットからボールがこぼれたため、一時はセーフの判定となったが、小倉監督らが猛抗議し、審判団が協議。危険なプレーと
判断し、守備妨害としてアウトの判定に変わった。斉藤は担架で運ばれ途中交代。試合後は、救急車で病院へ向かった。

試合後の小倉監督は「あんなプレーは絶対に許せない。下手したら死んじゃうよ。チームで徹底しておかないといけない」と
怒りをあらわにした。

日本航空石川の上田は「完全にアウトのタイミングで(本塁へ)真っすぐスライディングをしようと思っていた。(右翼からの
送球を受ける)キャッチャーと重なってしまった。スピードに乗ったままで、よけきれなかった。キャッチャーに申し訳ない
気持ちです」と神妙な面持ちだった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171110-00000100-sph-base


日本航空石川・中村隆監督
「本当に申し訳なかった。お詫びするしかない。あのクロスプレーはフェアプレーではなかった。もう少しそういったところを
チームとして徹底していかないと」

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