スペインでネイマール父と接触か C・ロナウドの後継者として浮上

パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは10日の国際親善試合・日本代表戦を控えるなか、
レアル・マドリードに禁断の迂回移籍に打って出る可能性が浮上している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

ネイマールは2013年夏に、ブラジルの名門サントスからレアルとの争奪戦を制したバルセロナに移籍。
4シーズンにわたって活躍し、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスとは世界最強3トップを形成した。
そして今夏、史上最高額の移籍金2億2200万ユーロ(約293億円)でPSGに加入したばかりだった。

だが、10日にリールで日本代表と激突するブラジル代表のエースの去就問題が一気に過熱した。
同紙によれば、レアルの豪腕フロレンティーノ・ペレス会長は、スペインでネイマールの代理人を務める父、
ネイマール・シニア氏と極秘会談を持ち、レアル移籍の可能性について話し合ったという。

ペレス会長は2021年に契約満了となるカリスマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの後継者を求めているという。
稀代のゴールマシンとして長年君臨してきたが、今季はリーグ戦で48本のシュートを放ち、わずか1ゴール。
リーガ、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエA、リーグ・アンの5大リーグ得点者で最低の「2%」という得点率の低さで、カリスマらしからぬ苦境に立たされている。

バルサ、レアル間の移籍は怒りを買うことも

バルセロナとレアルは周知の通り、宿敵という間柄。
かつて元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴがバルセロナからレアルに移籍した際にはバルサのサポーターが激怒し、
バルセロナ市内で経営する日本食レストランが破壊される事態に発展。
そしてカンプ・ノウで行われたクラシコでは、豚の頭が投げつけられるなどブーイングの嵐が巻き起こった。

ペレス会長の豪腕ぶりは誰もが知るところ。
ネイマールはすでにPSG移籍でバルササポーターの怒りを買っているが、「パリ経由レアル行き」という禁断の移籍を果たすのだろうか。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171108-00010005-soccermzw-socc
11/8(水) 11:30配信