11/6(月) 18:36配信
棚橋弘至1・4東京ドームでホワイトと4度目防衛戦
 新日本プロレスは6日、都内の事務所で来年1月4日の東京ドーム大会で、IWGPインターコンチネンタル王者棚橋弘至(40)が挑戦者ジェイ・ホワイト(25)と4度目の防衛戦を行うと発表した。

 5日の大阪大会で、飯伏幸太を29分26秒の激闘の末に退けた後に急襲され、大の字にされたばかり。「微妙な空気で大会を終えてしまった。そこですね」と煮えたぎるものがある。インターコンチネンタル王者を魅力的なものにしようと、挑戦者の指名なども考えていた矢先の対戦カード決定。「はえーな。驚きはあった」と本音は隠さないが、「でも、ここでそれは違うだろと文句を言うのもなんなので、やります!」と語尾を強めて撃破を誓った。

 ヤングライオンだったホワイトは昨夏から無期限の海外遠征に出て、凱旋(がいせん)試合となる。棚橋にとっては、苦い記憶もよみがえる。12年2月、同じように海外から帰国したばかりのオカダ・カズチカに敗れ、IWGPヘビー級王座を失った過去がある。「負けている経験はありますが、学習能力はあるので、二匹目のどじょう、二匹目の棚橋はいない」とうなずきながら言い切った。

 同時に、国内育ちとしては、納得できないこともある。「凱旋(がいせん)帰国する選手に甘い傾向がある。僕が海外遠征を経験していないので、うらやましいというのありますが、1回この流れは止めても良いなと思います」。既定路線化には黙っておけない。リングで立ちはだかり、“純国産”の意地をみせつける。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00046566-nksports-fight
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