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11月5日に放送されたフジテレビ系「新報道2001」の中で、希望の党の今後について共同代表選の行方によっては更に混乱が続く可能性を示唆する発言がありました。

この日の回には自民党の山本一太、立憲民主党の福山哲郎、希望の党の渡辺周ら各議員が出演、トランプ大統領のアジア歴訪やイバンカ氏への厚遇、それに与野党の質問時間などについて議論していました。

そうした中、「保守かリベラルか…『希望の党』はどこへ行く?」というコーナーで渡辺周議員が希望の党の共同代表選が党内で溝を作ってしまう可能性に言及、「遠心力が働くようなことがあってはならない」と警鐘を鳴らします。

渡辺「50人のところで推薦人8人集まって、それぞれの陣営に分かれたことが、そして代表選をやることが、これが求心力になるのかそれとも遠心力になってしまうのかということではですね、これから国会内で今の質問時間の配分などについては野党足並み揃えて、とにかく従来通りということで国会対策で足並みを揃えますけれども、ただそれを前にですね、まぁ我々野党第2党でありますけどここで遠心力が働くようなことがあってはならないと。そういう思いで非常にこれから数日間ですけれども党内でいろんな議論が始まると思います」

この発言の後、渡辺議員は共同代表選に出馬する意思を示していましたが、既に意欲を見せている玉木雄一郎議員や泉健太議員、それに大串博志議員と合わせ4人が出馬の意向を示していることから、誰が共同代表に選ばれるかによっては渡辺議員が懸念する「遠心力」が働く結果になる可能性も否定は出来ません。

するとここでフジテレビの平井文夫上席解説委員が共同代表選の結果によっては小池都知事が再び表舞台に登場する可能性を示唆。民進党への先祖返りあるいは立憲民主党に近づくような形になるようであれば、「ちゃぶ台返し」をするとの読みを披露していました。

平井「今死んだふりしてますけれども、希望の党が民進党に先祖返り、あるいは立憲民主との寄る危険性があるわけですね。もしその場合は小池さんはちゃぶ台返しをすると思います。」