11/3(金) 6:40配信
ナダル 苦戦もパリ2年ぶり8強、最後は王者の力見せる<男子テニス>

男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は2日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク1位で第1シードのR・ナダル(スペイン)が同36位のP・クエバス(ウルグアイ)に苦戦も6-3, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで制し、2年ぶり6度目のベスト8進出を果たした。


2007年のロレックス・パリ・マスターズで準優勝を飾っているナダルはこの日、クエバスに1度もブレークチャンスを与えず第1セットを先取。続く第2セットでも先にリードするが、すぐにブレークバックを許してタイブレークへ突入。ミスを重ねたナダルはこのセットを落とし、セットカウント1−1となる。

その後、ファイナルセットではさらに集中力を高めたナダルが2度のブレークに成功し、クエバスを寄せ付けず2時間20分で勝利した。

準々決勝では、F・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。クライノビッチは同日の3回戦でN・マウー(フランス)を下しての勝ち上がり。

31歳のナダルは、今大会初戦の2回戦で世界ランク55位のチョン・ヒョン(韓国)に勝利した時点で4年ぶり4度目の年間王者の座を手にした。

今季は、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む6大会でタイトルを獲得。

8月15日付の世界ランキングでは、2014年7月以来 約3年ぶりに1位へ返り咲いた。

一方、敗れたクエバスは今大会1回戦でK・カチャノフ(ロシア)、2回戦で第15シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を下しての勝ち上がりだった。

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