11月1日付けでFC東京とプロ契約を結んだMF平川怜が同日に会見を行い、その後の囲み取材でプロ選手としての目標を語った。

 シーズン終了後ではなく、この時期にプロ契約に至った背景には、ベスト16敗退に終わったFIFA U−17ワールドカップインド2017での経験があったという。

「『世界との差を埋めるために』ということを考えて、このタイミングでプロになるチャンスがあったので、今すぐにチャレンジしたいという思いになりました」

 会見では「世界で活躍することが目標」と話した平川だが、実際に強豪国と対峙したW杯では、「やりきったという手応えは全然掴めなかった」。だからこそ、「日本でしっかり、まずはJ1を目指してやるということが今の目標です」と、地に足をつけて成長していく心構えだ。

「フィジカル的なところで(トップチームの)大人と高校生というのは差があると思うので、もちろん練習で上げていくことは大事ですけど、それを見せない技術も学んでいきたいです。技術のところは劣っていないと思いますし、そこを武器にしていきたいです」

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