10月23日に放送されたバラエティ番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)でコメンテーターの武井壮(44)が、
ボクシングWBA世界ミドル級新王者の村田諒太選手(31)に言及。
「どの立場で言ってるんだ」と批判の声が続出した。

番組では村田選手が王者のアッサン・エンダム選手(33)を第7ラウンドで下し、日本人の五輪メダリストとして、初めて世界王者に輝いたことを紹介。
5月の王座決定戦でエンダム選手に1対2で判定負けとなっていた村田選手が、今回の勝利でリベンジを果たしたと説明している。

司会者から話を振られた武井は、「俺、まだ全然喜べないですね」とコメント。
「(王座)決定戦でチャンピオンになったエンダムを倒しての戴冠だから、まだ本当のチャンピオンを倒してない」「ここで喜んだら村田の先がない」と厳しく評価した。

さらに武井は、「過去のミドル級のチャンピオンは、ハグラーとか、ハーンズとか、シュガー・レイ・レナードとか、チャベス・ジュニアとか、いろいろスーパーチャンピオンがいっぱいいますから。
その辺と比べるとやっぱりまだ格は下」と苦言。村田選手が今後さらに、タイトルを持っているチャンピオンを倒して、何度かタイトルを防衛した後に、ようやく喜べると心境を明かした。

この武井の厳しいコメントが気になったという人は多かったようで、「どんだけ偉いんだよ」という声が続出。
ネット上に「理屈っぽいな。今は素直に新チャンピオンに君臨したことを祝福すればいいのに」
「これは見事な何様発言」「え? 炎上狙いなの?」「“格は下”だなんてチャンプに使う言葉じゃない」といったコメントが多数上がった。

「武井は高校生の頃に本気でボクシングをやっていたこともあり、ボクシングのことになるとつい熱くなってしまうようです。
8月28日放送の『バラいろダンディ』では、上西小百合元議員(34)がメイウェザーVSマクレガー戦について“ビジネスファイト”“サーカス”とツイートしたことを紹介。
武井は“試合はエンターテイメントとして最高だった”“上西さんのほうがサーカス”と鼻息を荒くしていたこともあります」(芸能誌ライター)

村田選手に対する厳しいコメントで、批判を浴びることになった武井。
村田選手は来年の春に、初の防衛戦に挑むことが発表されているため、また武井の発言に注目が集まりそうだ。

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20171029-19821471-taishuq
2017/10/29 18:00 日刊大衆