■30メートルを5本程度

右脇腹を痛めて戦列を離れている柳田悠岐外野手(29)が14日、タマスタ筑後で全力疾走を解禁した。
約30メートルの距離ながら、5本程度ダッシュ。「まだ(患部が)突っ張る」と口にしながらも、快方への手応えを感じ取った様子だ。

7日にジョギングを再開したが、患部への負担を考慮し慎重なペースを崩さなかった。
大きなストライドの走りが戻ったこの日は「前は走れなかった。それに比べればいいし、最近良くなってきている」とうなずいた。
斉藤リハビリ担当コーチは「痛みが減っている」とした上で「強度を上げて腕も振れて、いろんな動きができてくる」と一つの段階を踏んだことを認めた。

室内練習場に場所を移すと、キャッチボールでも汗を流した。11日に再開し、この日は約40メートルの距離でのスローイングを繰り返した。
体をひねりメディシンボールを壁にぶつける体幹トレーニングでは「うあーっ」と絶叫する場面もあったが、
柳田は「ひねって可動域を出していく」と前向きに取り組んでいく構えだ。

今後はいつバットを振れるようになるかが焦点となるが、バロメーターとなるフルスイングに関しては「まだ、いつになるかは分からない」と話すにとどめた。
ただ、復帰に向け前進していることは確か。全力疾走したことを報道陣から伝え聞いた工藤監督は
「もちろん待ちますよ。(CSの)途中からであっても」と、あらためてCSファイナルステージでの合流を望む考えを示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00010000-nishispo-base
10/15(日) 11:00配信

http://www.nishinippon.co.jp/import/hawks/20171015/201710150002_000_m.jpg?1508014983