元祖アニソン歌手の水木一郎(69)らが13日、都内で行われた「アニメフィルムフェスティバル東京2017」開会式に出席した。

水木らはアニソン界のヒットメーカー・田中公平氏(63)の肝いりで制作された
アニメ100周年記念曲「翼を持つ者〜Not an angel Just a dreamer〜」(25日発売)に参加。
アニメ版「We Are The World」ともいうべき同曲には、ささきいさお(75)、串田アキラ(68)、
茅原実里(36)、三森すずこ(31)、i☆Risら豪華スターが携わった。

水木は「当時は漫画の歌手は数人だけ。46年たって、これだけたくさんの後輩と歌えるなんて夢のよう。とても感謝している。
昔は取材に来るのはアニメ専門の1〜2誌だけだった。今日、これだけのメディアが集まってくださるとは。
俺は世界中で一番幸せな歌手です」と上機嫌で、決めゼリフの「ゼット!」を数十回連発した。

続けて「いろんな国で公演させてもらうが、ファンはみんな日本語で大合唱してくれる。
この曲が日本だけでなく世界に届けばいいな。東京五輪で我々が歌えれば最高。ただ、実際に歌うのは違うジャンルの歌手の方じゃないかな。
すみません、失言です」とジョークを交えて晴れ舞台への出演を熱望した。

また、タレントの“しょこたん”こと中川翔子(32)は「アニキは楽屋からゼットを連発して常にフルスイング。
レコーディングでもダジャレを連発したかと思ったら、すぐに公演先のタイに旅立っていった。
アニキ、田中さん、レジェンドの皆さんに永遠に長生きしてもらいたい。そして、全員が集合して紅白で歌う姿が見たい。
アニメ百年の歴史が教科書に載ってほしい!」とまくしたてた。

 イベントにはジブリソングで有名な井上あずみ(52)、「Wake Up’ Girls!」の吉岡茉祐(21)も出席。
同フェスは新宿エリアで15日まで開催される。

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