2020年東京オリンピックの大会組織委員会が、新国立競技場での開催を計画していたサッカー男子の決勝をほかの会場に移し、サッカー女子の決勝を行う新たな案を作ってIOC=国際オリンピック委員会に報告したことが関係者への取材でわかりました。

組織委員会は、サッカー男子の決勝を当初、大会の終盤に新国立競技場で開催する計画でしたが、陸上や閉会式の準備などで新国立競技場の日程が過密になるとして計画を見直していました。

関係者によりますと、見直しの結果、8月8日に行うサッカー男子決勝をほかの会場に移し、8月7日にサッカー女子の決勝を新国立競技場で行う新たな案を作り、3日、都内で行われたIOCとの事務折衝で報告したことがわかりました。

組織委員会は今後、この案が実現できるかどうか、サッカーや陸上の競技団体と調整を進めることにしています。大会全体の日程の大枠は年内に固める方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171004/k10011166911000.html