2017/10/03

矢野顕子 新ALジャケットは久保ミツロウ書き下ろし! 収録内容&イベント開催を発表

 2017年11月29日にリリースとなる矢野顕子の“ピアノ弾き語りシリーズ”最新アルバム『Soft Landing』。この収録曲内容とジャケットが発表となった。

 本作は、これまでも共に名作弾き語りアルバムを作り出してきた盟友エンジニア吉野金次を監修に迎え、ドイツピアノ“ベヒシュタイン”を録音に使用した、キャリア史上初作品ともなるニューアルバム。
その透明感あるピアノの音色を活かした、矢野顕子が聴く人のすぐ隣で弾き語っているかのようなサウンド、“ベヒシュタインピアノとの対話”による今までにない演奏時のアプローチなど、弾き語りだからこその演奏者と楽器の呼応による作品への変化を感じることができる。

 収録曲には、NHKドラマ『ブランケット・キャッツ』のエンディングテーマとして書き下ろされた表題曲「Soft Landing」や、
東京ミッドタウン10周年記念ソング「六本木で会いましょう」、昨年開催された【矢野顕子 ふたりでジャンボリー 糸井が書いて矢野が歌う1101曲(の予定)】の中で生み出された「SUPER FOLK SONG」の続編(曲中の登場人物のその後を描いた楽曲)となる「SUPER FOLK SONG RETURNED」ほか、
糸井重里との黄金タッグ“トイヤノ作品”の新曲3曲を含む、弾き語りアルバムシリーズとしては最大となる7曲のオリジナル曲を収録。そして今回も岸田今日子、YUKI、フジファブリックなど、矢野本人こだわりの選曲によるカバー曲が6曲収録される。

 ジャケットイラストは漫画家の久保ミツロウが担当。イラストは矢野が伝えたアルバムイメージをもとに久保ミツロウが書き下ろしたもので、ひとり佇む女性が見つめる先に、アルバム楽曲の奥行きや様々な感情を予期させるような世界観が、久保ミツロウならではの筆致で表現されている。

 さらに、本作の特設ページ(中略)もオープンし、アルバムやライブ情報に加えて、これまでに演奏したピアノ弾き語り曲リストの一部が公開されているほか、リリースを記念したスペシャルイベントを11月30日に東京ミッドタウンにて開催することも決定。イベントの詳細は後日発表となる。

 12月7日からは、毎年様々な形で行われている恒例の【さとがえるツアー】が、10年ぶりとなるソロ弾き語り形式で開催される。こちらのチケットは発売中。


◎矢野顕子−コメント
実際にはピアノを弾いて同時に歌っているので、弾き歌いというべきなのですが、
やっぱし”弾き語り”という言葉のほうがいいですね。
まあ実際コンサートでは歌だか語りだかわかんないこともあるしね。
ステージ上はひとりだけど、皆さん一人一人に歌ってるんです。
コンサートにいらして、CDをお買いになって、それを感じてくださいましね。
じゃ、練習しますんで、失礼します。    
矢野顕子

>>2以降につづく)


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