後藤斎知事は26日、県議会の代表質問の答弁で、総合球技場の基本計画策定について
「建設する場合、適地を小瀬スポーツ公園周辺と判断した。
競技関係者、有識者による委員会を設置し、本県にふさわしい施設のあり方を検討する」と述べた。
この中で知事は「建設する場合」と前置き。建設方針の見直しの可能性に含みを持たせた。

 後藤知事は7月27日、議会の全員協議会と臨時記者会見でそれぞれ、建設地を同公園周辺に決定したと正式表明した。
これに対して、議会や自身の後援会などから「事業費や収支見込みの説明がない」「独断専行だ」などの批判が続出。
こうした声に一定の配慮を見せた発言とみられる。

 知事は答弁で基本計画に関して、(1)誰もが利用できる「県民みんなの球技場」として整備、運営
(2)県民負担を最小化するため、PFI方式など民間資金活用で初期投資を抑制
(3)アマチュア大会やイベントへの活用で収支改善−など、建設に強い意欲もにじませた。

 総合球技場建設は慎重論に対し、サッカーJ1・ヴァンフォーレ甲府のサポーターなどに
根強い待望論もあり、賛否両論がさらに過熱する可能性がある。
県は検討委の人選や最終判断の説明などで、難しい対応を迫られそうだ。

 知事は答弁で基本計画の検討に向け、
「議会の意見を聞き、県民にていねいに説明し、理解が得られる対応を図りたい」と述べた。

・以下ソースへ: 産経 9.27
http://www.sankei.com/region/news/170927/rgn1709270039-n1.html

・元スレ
【サッカー】山梨県の甲府球技場計画 知事の根回しがなく県議会で異論 民進党系議員「建設ありきだ。白紙撤回も」と批判
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1502425966/