ユヴェントスの指揮官やイタリア代表監督などを歴任し、昨夏よりチェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督。一昨季のプレミアリーグで10位と低迷したチェルシーを闘う集団に仕立て上げ、見事昨季の同リーグで優勝を成し遂げている。

チェルシーでの長期政権樹立も期待されるなか、同監督が母国イタリアへの復帰願望を漏らしたことが英『the guardian』や英『THE Sun』で明らかに。近い将来における同クラブ退団を示唆したことが併せて報じられた。

「正直に言って、イタリアが恋しい。チェルシーに長く留まることはないだろう。(イタリア国外で)良い経験をさせてもらっているけれど、いつかはイタリアに帰りたいと思っている。ゆくゆくはスポーツディレクターに就任したいんだ。ただ、今はチェルシーで成功を収めることに集中したいし、その先のことはこれから考えるよ」

補強の遅れが懸念されながら、今季のプレミアリーグ第6節終了時点で4勝1分1敗(3位)の好スタートを切っているコンテ監督。一連の発言が同監督の去就や同クラブのパフォーマンスにどのような影響を与えるかに注目が集まる。


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