9/8(金) 1:54配信
日刊スポーツ

4回裏日本2死満塁、打者桜井のとき、塁上で寒がる清宮(撮影・鈴木みどり)

<U18W杯:日本−オーストラリア>◇7日◇スーパーラウンド◇カナダ・サンダーベイ

 初優勝を目指す日本代表が、タイブレークの延長11回、オーストラリアにサヨナラ勝ちを収めた。1死満塁で3番の安田尚憲内野手(3年=履正社)が決めた。これで、1次ラウンドの成績を引き継いだ今ラウンドの成績は2勝1敗となった。

 日本は初回、桜井のタイムリーなどで2点を先制した。今大会初先発の左腕・磯村は上々の立ち上がりで、3回には3者三振。しかし4回、2死からの4連打で2点を失い、同点に追いつかれた。同点の4回、日本は3番の安田が右翼線へのタイムリーを放ち勝ち越し。オーストラリアは6回、1死満塁から犠牲フライで再び同点とした。

 磯村は6回を投げ8奪三振3失点で降板。2番手の清水にスイッチした。清水は9回までの3イニングを内野安打1本に抑える好リリーフで延長に持ち込んだ。

 10回からは無死一、二塁で始まるタイブレーク。清水が10回表を無失点でしのいだが、その裏は得点を奪えず。11回は田浦がリリーフし、1死満塁から2者連続三振でつないだ。

 スーパーラウンドには1次ラウンドの各組上位3チームで争う。スーパーラウンドは1次ラウンドで対戦したチーム同士の成績を持ち越し、別組の3チームと対戦。計5試合分の成績により上位2チームが決勝へ、3位と4位は3位決定戦に進む。

 次戦は日本時間の9日早朝、カナダと対戦する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-01884431-nksports-base