◆2018年ロシアW杯アジア最終予選B組 サウジアラビア1―0日本(5日、ジッダ、キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ)

 ロシアW杯出場を決めている日本代表は5日(日本時間6日)、W杯アジア最終予選最終戦、サウジアラビア戦を敵地のジッダで行い0―1で敗れた。開始時刻午後8時30分の気温は32度、湿度75%で、6万2165人で埋まる完全アウェーの環境で、ハリル・ジャパンは決定機は作ったが決めきれず、運動量の落ちた後半18分に失点した。バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は15年3月の就任後、初めての無得点での黒星となった。日本は最終予選を、6勝2分け2敗、勝ち点20の首位で終えた。

 ハリル監督の主な質疑応答は以下の通り。

 ―試合の感想を。

 「サウジの勝利と予選突破をたたえたい。しかし、私は勝利で最後を飾りたいと思っていたので悲しい。我々の戦いが敗戦に値したのか。それはわからない。多くの決定機は作った。フィニッシュのところが欠けていた。疲労も見られた。攻撃では大胆なプレーとボールコントロールが少し足りなかった。まだまだこのチームには伸びしろがあるのでW杯まで成長していきたい」

 ―大迫(勇也)をベンチ外とした理由。

 「岡崎(慎司)と杉本(健勇)にチャンスを与えるため。よりフレッシュな選手を入れるということと、ほかの選手に機会を与えるという2つの理由。本田は今、トップコンディションでないことは分かっていた。試合の出場時間が少ない。45分の前提で使った。現在、彼はゲーム勘の面でトップレベルでない。今後も努力して、しっかり取り戻してほしい」

9/6(水) 8:33配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170906-00000062-sph-socc

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170906-00000062-sph-000-5-view.jpg