0001プエルトリコ ★@無断転載は禁止
2017/08/31(木) 16:24:25.86ID:CAP_USER9代わりにMF柴崎岳(ヘタフェ)やMF井手口陽介(G大阪)ら複数の若手をテスト。大胆な布陣で大一番に臨む可能性が出てきた。これまでも同監督は、過去の実績にとらわれない起用をしている。それが吉と出るときもあれば、凶と出ることもあった。
昨年9月、最終予選第1節のアラブ首長国連邦戦(UAE、●1−2)では、MF大島僚太(川崎)をスタメンに抜てき。しかし、国際Aマッチ初出場だった大島はPKを与えるファウルをおかすなど、本来の力を発揮できなかった。
成功例は、今年3月のアウェーのUAE戦(○2−0)だろう。34歳のMF今野泰幸(G大阪)を先発で起用すると、2年ぶりの代表復帰となったベテランは得点を挙げる活躍をした。ただ、続くタイ戦(○4−0)では、本職がサイドバックのDF酒井高徳(ハンブルガーSV)をボランチで使って失敗。所属クラブで中盤で試されることはあったものの、タイ戦では明らかに精彩を欠いていた。この起用には日本協会の技術委員会でも疑問の声が挙がった。
それでも、手を替え品を替えスタメンをやりくりするハリル采配は、日本の現状を考えると理にかなっている。いまの日本には「エース」「司令塔」「王様」という絶対的な存在がいない。本田は31歳という年齢を考えても、すべてを負わせることは難しくなった。その下の世代から「オレが引っ張る」という強い個性が現れてほしいが見当たらない。ブラジルW杯で敗れたとき、MF清武弘嗣(C大阪)が次期主将に意欲を見せたが、けがなどもあり存在感を発揮できていない。
日本は世代交代にさしかかっている。最終予選という結果だけが求められる戦いの中、若手の成長を促しながら、どうにかB組首位でここまできた。ラスト2試合。せっかく育ててきた若い芽を潰さないためにも、ロシアへの切符をつかんでほしい。(浅井武)
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