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2017/08/31(木) 09:12:56.18ID:CAP_USER9鷲に鳥の援軍!?6連敗中の楽天は30日、3位・西武と0・5ゲーム差で迎えた直接対決に
8―8で引き分け、2位を死守した。4点を追う8回攻撃前に降雨中断。さらに球場に鳥の大群が
押し寄せたため、中断は58分間に及んだ。再開後の攻撃で一気に同点。この回終了後に雨脚が強まり
コールドゲームとなった。
ありがとう、幸せの白い鳥たちよ――。58分間もの試合中断を招いた鳥の群れ。Koboパーク
宮城に襲来したのは、イヌワシの味方だ。再開後、2四球に4安打で4得点し同点。同点のホームを
踏んだオコエも目を丸くするばかりだった。
「1時間空いて、流れが変わったという感じはあった。高校の時は5回の整備で流れが変わることが
多かった。あんなの初めて」
負ければ3位転落。今季初めて4番に入ったペゲーロの本塁打などで初回に3点を先制しながら
逆転され、4点差まで開いた。迎えた8回の攻撃前。降雨で試合が中断し、そして…珍事が起きた。
中断中、球場に鳥が押し寄せた。グラウンド整備が終わり、試合再開に備えて西武ナインが
守備に散ったが、中堅・秋山らを目掛けて、その群れが低空で旋回飛行。投球練習を終えた
シュリッターにも襲いかかった。
笛や花火は効果なし。照明を一度落として球場内を暗くすると鳥は飛び去った。再点灯にも
時間がかかり、中断は58分間に及んだ。「何の鳥か分からないけど、びっくりした。
照明まで落としてね」と梨田監督。鳥類だけあって、イーグルスへの追い風だった。
再開後、2死走者なしから四球、安打、四球で満塁。ここでオコエが詰まりながらも右翼線へ
2点二塁打を運んだ。なお二、三塁で岡島が中前打。二塁走者のオコエが前進守備の秋山の
本塁送球より間一髪早く生還した。この回終了後、コールドゲームで引き分け。連敗脱出こそ
逃したが3位転落を免れる大きなドローだった。
最大11ゲーム差から0・5差まで迫ってきた西武に、まさにバードストライクのような
粘りの同点劇。「追い詰められたところから徳俵で何とか粘った。つなげていきたい」。
梨田監督は再浮上のきっかけに、と前を向いた。(春川 英樹)
スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000003-spnannex-base