バイエルンのカルロ・アンチェロッティ監督が、18日に行われるレヴァークーゼンとのブンデスリーガ開幕戦に向けた記者会見に臨んだ。同監督は新シーズンに向けた意気込みを語っている。17日付のドイツメディア『スポーツビルト』がコメントを伝えた。

 現地メディアだけでなく、他クラブからも優勝の最有力候補に挙げられているバイエルンだが、ドイツ代表DFジェローム・ボアテングやスペイン代表MFハビ・マルティネス、さらには新加入のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスなど主力メンバーの負傷離脱が相次いでいることが懸念材料となっている。

 しかしアンチェロッティ監督は、「確かに我々は多くのケガ人を抱えているが、それは大した問題ではない。リーグ戦が開幕してもすぐに代表戦があって中断期間に入るから、そこで全ての選手のフィットネスを取り戻せる」と語り、負傷者続出という不安要素の存在を否定した。

 また昨シーズン終盤に右足を骨折し、順調な回復が伝えられていたドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの状態も気になるところだが、アンチェロッティ監督は「彼はレヴァークーゼン戦には出ない。我々はリスクを冒すつもりはない」とコメント。同選手が開幕戦で戦列復帰を果たすことはないと明かした。

「昨シーズンよりも良い試合をしたいと思っている。そしてシーズンが始まるのを楽しみにしている。再びチャンピオンになるのが我々の目標だ」と抱負を語ったアンチェロッティ監督。史上初のブンデスリーガ6連覇が懸かる、注目のシーズンが始まろうとしている。

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