巨人・高橋由伸監督(42)が15日、打撃不振にあえぐ小林誠司捕手(28)を熱血指導した。
ヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、室内練習場で身ぶり手ぶりを交えてのアドバイス。
捕手の控えには打撃に定評のある2年目・宇佐見がおり、指揮官は「(宇佐見の先発起用の)可能性はあると思う」と小林の尻をたたいた。

天井に雨が打ち付ける中、指揮官はティー打撃を行う背番号22に歩み寄った。「そりゃ気になるだろう」と指揮官。
自らスイングを示しながら、間やバランスの取り方を指導。
最後は宇佐見と並んでの、この日2度目となるフリー打撃を背後から観察した。

現在、打率・194。2日に2割台に乗せたが、最近6試合で14打数無安打と、再び状態は下降線をたどる。
守備面や経験値などを加味し「小林にしっかり頑張ってほしいのはある」とした指揮官。
その一方で「あいつのためにやっているわけでもないし、あいつのチームでもないわけだから」とも言った。

小林は「打てるように頑張ります」と険しい表情でバスに乗り込んだ。8番打者が機能すれば、好調な打線はさらに活発になる。
残り38試合、厳しい順位争いが待ち受ける。開幕から依然として打撃低迷が続く中での指導、そして厳しい言葉。
期待が残る一方で、我慢の限界が遠くないことをうかがわせた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-00000011-dal-base
8/16(水) 6:03配信

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