華麗なる変身をとげていた元G戦士 今は「撮り鉄の屋鋪」
2017.8.7(Mon)
https://www.daily.co.jp/society/life/2017/08/07/0010440505.shtml
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 屋鋪要さん(58)はプロ野球・大洋時代(現DeNAe)にスーパーカートリオの一員としてならし、巨人時代には足と守備のスペシャリストとして存在感を示した。「ヒゲの屋鋪」といえば、ピンとくる人も多いのではないか。

 そんな屋鋪さんはいま「撮り鉄の屋鋪」として鉄道ファンの間で広く知られている。しかも専門ジャンルは蒸気機関車、SLである。
 写真好きだった父・貢さんの影響で鉄道少年になった。子供のころ夏休みに父とともに住んでいた兵庫・川西から北海道まで足を運び「C62・ニセコ号」を前に夢中になってシャッターを切った。

 さすがに現役時代は撮り鉄を堪能するわけにはいかなかったが、引退後は月に一度のペースで鉄道の撮影に出かけている。
 JR東日本の『四季島』や西日本の『瑞風』のような超豪華列車には「あまり興味がない」という。「やっぱりSLやローカル線の気動車など、人間くさく味がある列車が好きなんですよね」とSLのスペシャリストらしいコメントだ。
「モクモクと上がる白煙、吐き出す蒸気…SLほど人間くさいものはないですよね」とその魅力を語る。
自慢は全国に散らばる601両の保存蒸気機関車を全て撮影したことだ。