「改造ボランチ」で難局を乗り切る。J1ジュビロ磐田はきょう5日、広島と対戦(午後7時、ヤマハ)する。現在チームはリーグ戦6連勝中だが、その全戦で先発したMFムサエフ(28)と川辺駿(21)が今節は累積で出場停止。MF上田康太(31)とMF松本昌也(22)の起用が濃厚だ。

 3日の紅白戦2本目で“タッグ”を組んだ上田と松本は果敢に前線へ。ボールもよく回し、先発奪取へ猛アピールした。4日の練習後、チーム主将の上田は「どちらも前に出るタイプなので出られれば」と7戦ぶりの先発に気合。松本も「積極的にいきたい。出られなかった分も思い切りやる」と11戦ぶり先発へ意気込んだ。

 ふだんから名波浩監督(44)は「ボランチは前に出ないと魅力はない」と積極性を意識づけている。名波イズムを受け継ぐ「仕事人」コンビが02年以来の7連勝へ導く。(山田 豊)

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