オリックスは3日、奥浪鏡内野手(21)との契約解除を発表した。奥浪は運転免許停止中の
5月22日に大阪市内で乗用車を運転し、2人乗りのバイクと接触。転倒した男女に軽傷を負わせる
人身事故を起こし、翌23日に球団から無期限の謹慎処分を通告されていた。この日に
自由契約選手として公示された。

 京セラDで取材に応じた長村裕之球団本部長(58)は、シーズン終了後に戦力外を通告する
方針だったことを明かした上で「地元の広島に帰って、次の人生に向けて一日でも早く準備したいと
いうことだった。本人の意向も踏まえた」と説明した。

 広島・呉市出身の奥浪は、岡山・創志学園高で強打の三塁手として高校通算71本塁打を放った
右の大砲。2013年ドラフト6位で入団し、昨季に1軍デビューを飾り将来の4番候補として
期待されたが、今年は春季キャンプ直前に胃腸炎を患うなど1軍出場はなかった。通算成績は
15試合に出場して打率2割6分5厘、0本塁打、1打点、1盗塁だった。

スポーツ報知
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