浦和レッズは1日、ポルトガル1部のCSマリティモから、ブラジル人DFマウリシオ・アントニオを獲得することで合意したと発表した。

 現在リーグ戦20試合を終えた時点で36失点を喫している浦和が、堀孝史新監督の下での再出発に際し、崩壊状態の守備陣にメスを入れた。25歳のマウリシオ・アントニオは身長183センチのDFで、移籍専門サイト「transfermarkt」によれば、今季UEFAヨーロッパリーグ予選に1試合出場。マリティモでは公式戦通算47試合に出場し、U-17ブラジル代表にも選出経験がある。

 現地メディアでも、日本行きの報道が浮上し始めていたなかでの正式発表となった。立て直しへの期待を寄せられる新助っ人は、クラブを通じて以下のように抱負を語っている。

「このたびは、日本のトップクラブである浦和レッズのユニホームを着られることになり、大変名誉なことだと思っています。チームのために全力で戦い、自分のベストを尽くすことを約束します。本来の浦和レッズにふさわしいJリーグでのポジションをいち早く取りもどし、多くのタイトルに貢献する事が、私の目標です。テレビで浦和レッズの中継を見るたびに、世界でもトップクラスのファン・サポーターがいて、その魅力と迫力に圧倒されます。そして私が、そんな美しいビッククラブの一員として戦うことをとても光栄だと思いますし、うれしく思っています」

 緊急補強となった新助っ人は、守備崩壊によってリーグ8位に低迷するチームの救世主になれるだろうか。

8/1(火) 16:41配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170801-00010011-soccermzw-socc