40回目の節目を迎える“真夏の恒例特番”日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ」(8月26、27日)の放送まで1か月を切ったが、いまだ発表されていないのが24時間ひた走る看板企画「チャリティーマラソン」のランナーだ。例年なら5〜6月に発表されるだけに、誰が走るのかと注目されてきたが、本紙はアッと驚く芸能人の名前をキャッチした。人気“オネエ系タレント”で新婚ホヤホヤのりゅうちぇる(21)で内定したというのだ。その舞台裏を追跡すると…。

 昨年は5月の段階で「笑点」メンバーの林家たい平(52)が走ると発表されたように、マラソンを走るためには練習期間が必要で、本番までの時間をとってランナーを公表するのが通例だった。ただ、今年はその発表がいまだない。

 この状況について日テレ関係者は「今年は本当に大モメにモメた。ギリギリまで日テレサイドは粘ったが、第1候補として交渉していたタレントは、事務所の許可が下りなかったんです」。

 そんな事情で“補欠”から一転、内定したのが昨年12月にタレントのぺこ(22)と結婚したりゅうちぇるだった。

「新婚で家族を意識させてくれるということでの起用ですが、DAIGOも北川景子と結婚した前の年(2015年)に走っているんです。似た部分が多いため、当初は本命ではなかった」(前出の関係者)

 とはいえ、若者から絶大な人気を誇るりゅうちぇるへの期待は決して小さくない。そもそも、あのナヨナヨした体でオネエ言葉を繰り出すりゅうちぇるに、果たして、長ければ100キロもの距離を走る筋肉と体力があるのかという点も視聴者の興味を十分に引くところだ。

 前出の関係者は「りゅうちぇるは“オネエ系”を売りにしてますが、運動神経は抜群。しかも、細マッチョで非常に筋肉質なんです。ただ、細マッチョとはいえ、本番も内股でナヨナヨ、クネクネ走るはずです」。

 この内定情報について「納得」と口を揃えるのが、最近、りゅうちぇると仕事をしたという業界関係者たちだ。全員が揃って「りゅうちぇるの日焼け具合がものすごい!」と驚いているのだ。そんなりゅうちぇるの変貌ぶりに困っているのがメークとスタイリスト。

「普段は、濃いめのドーランで、日に焼けているのをごまかしているが、1回や2回では済まないんです。何度も顔に塗っているんです。また、スタイリストも最近、りゅうちぇるのふくらはぎが筋肉質になったため、これまでのパンツがパンパンではけないんです。こっそり、かなり走り込んでいるという噂ですよ」(ディレクター)

 それにしても、なぜ今回はここまで発表がもつれ込んでしまったのか。

 制作会社幹部は「そもそも最近は、ギャラも安く拘束時間も長いため、走りたがる芸能人がなかなかいないんです。そんななかで、日テレが必死に交渉していたのが、NEWSの手越祐也だったんです。ギリギリまで調整していたようで、本人は本当に走りたがっていたようですが、一連のスキャンダルがアダとなり、事務所からNGが出たというんです」。

 日テレサイドは手越と交渉している間にも、断られた時に備えて、様々なところへ触手を伸ばしていた。その過程で有力候補は3人いた。

「1人は岡田圭右の娘の岡田結実、2人目がアンジャッシュの渡部建、3人目が日テレの水卜麻美アナでした。岡田は時期尚早、渡部は早くに一部スポーツ紙に名前をスッパぬかれ、演出サイドが『サプライズにならない』とマラソン候補を諦めて、スペシャルサポーターにしてしまった。水卜アナは局員のため人事からNGが出たんです。もはや、りゅうちぇるしかいなかったんです」(事情通)

 正式には30日に放送される「世界の果てまでイッテQ!」と「行列のできる法律相談所」で発表される。

7/29(土) 11:04配信 東京スポーツ
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