明豊が甲子園へ―。第99回全国高校野球選手権大分大会最終日は25日、大分市の別大興産スタジアムで決勝があった。
2年前と同じ顔合わせとなった大分商と明豊の一戦は、序盤に先手を奪った明豊が粘る大分商を7―0で破り、2年ぶり6度目の
優勝を決めた。

 ▽決勝
大分商 
 000 000 000|0
 002 003 02X|7
明豊 

明豊は強力打線の勢いが止まらなかった。三回、管、三村の連続安打で無死二、三塁とし、続く琉の左犠飛や敵失で2点を
先制した。六回には管と三村の連続適時打などで3点を追加し、終盤八回にも1死二塁から管が中前に鋭くはじき返し、
そのまま生還して2点を加えて、リードを広げた。
エース橋詰も好投し、味方の堅守にも助けられ、9回を零封した。
2点を追う大分商は五回、1死から佐藤匠が三塁打で出塁したが、あと1本が出ず、その後も打線が振るわず、粘投した古江を
援護できなかった。
全国選手権は8月7日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。組み合わせ抽選会は4日に大阪市内である。

http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/07/25/124801212