0001江戸領内小仏蘭西藩 ★＠無断転載は禁止
2017/07/25(火) 08:44:20.38ID:CAP_USER92017.7.24
http://www.zakzak.co.jp/ent/news/170724/ent1707242181-n1.html
英国貴族社会の最後のきらめきを切り取って、本国だけでなく、世界中でブームとなったドラマ「ダウントン・アビー」の最終シーズンが、日本の地上波で放送を続けていたＮＨＫ総合で最終回を迎えた。
舞台は２０世紀前半、中世から続く貴族たちの生活が大戦や産業革命によって大きく変化していく様を描いた。
絢爛な意匠など視覚的な面白みはもちろん、貴族と使用人たちの厳格な身分の違いをまざまざと浮き彫りにする一方で、
主従一体となってひとつの城、世界を必死に守ろうとする強い結束力も示していて、複雑で奥行きのある群像劇が世界の人たちを魅了したようだ。
さて、貴族制度の斜陽を連想させるドラマというと、もっと時代がさかのぼるが、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」を思い浮かべることができる。
人気指揮者の佐渡裕さんがこの夏、音楽監督を務める兵庫県立芸術文化センターでこの「フィガロの結婚」を指揮するのを、つい先日鑑賞してきたばかりで、余計にそんなふうに思ったのかもしれない。
佐渡さんは、舞台上の登場人物たちそれぞれの言い分をそれぞれすくい取りながら、彼ら彼女たちで成立する大きな社会を描き出すのに成功していた。
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