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2017/07/11(火) 17:58:07.69ID:CAP_USER9試合は2回に1点を先制されるも、その後は8回まで0―1という緊迫した展開。9回に高根沢に2点を追加され、そのままゲームセットとなった。
試合後、主将の井上太佑内野手(3年)は「何点取られても自分が中心になって、笑顔を絶やさずにいようと心がけていました」。その言葉通りチームの雰囲気は終始明るく、試合前にはナインが集まり、歌に合わせて踊る陽気なルーティンで士気を高めた。その後の厳しい場面でも、ナインで円陣を組んで精神統一をしたり、グラブを重ねて気合を入れたりと、随所随所でチームの結束を見せた。
同校は全国から生徒が集まる全寮制学校。この日応援に駆けつけたOBは同校の雰囲気について「寮生活をしているので生徒間でとても仲がいいですね」と話す。東大など名門大学への合格実績もあり、進学校としても知られる。野球部は創部8年。「幸福の科学」の大川隆法総裁のイニシャル“O・R”をあしらった帽子のエンブレムが特徴的だった。
「普段の練習から120%の力でやっています。そうしないと試合で100%の力を出せないので」(井上)という猛練習で年々力をつけ、3年前の秋季大会では県ベスト8に。それでも夏の大会では未勝利で、今大会では悲願の初勝利を目指していた。
ブラスバンドとチアガールの全校応援も届かず、夏の初勝利とはならなかったが、井上は「自分たちはこの夏の1勝を目標にやってきたので、後輩たちには『来年の夏はなんとか勝ってくれ』と言いたいです」と、涙を流しながら夢のバトンを後輩たちへ託した。
2017年07月11日 16時12分
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