0001仙台焼肉 ★@無断転載は禁止
2017/07/08(土) 10:28:12.04ID:CAP_USER91年でJ1復帰を目指すサッカーJ2、名古屋グランパスの成績が上がらない。今月1日の湘南戦では、風間八宏監督が「もったいない。ボールを支配しながら、ゴールを決め切れない」と嘆く敗戦で、前半戦21試合を終え、10勝4分け7敗で勝ち点34は6位。最終順位で2位以内なら昇格プレーオフを戦わずにJ1復帰を果たせる。だが、名古屋は勝ち点43で並ぶ1位福岡、2位湘南と、3試合分に当たる勝ち点9の差をつけられている。これまでの戦いを振り返った。(宮島出)
名古屋は特に最近5試合、厳しい戦いを強いられている。3試合連続逆転負けなど1勝4敗。大黒柱のGK楢崎正剛選手らの故障も痛かったが、選手が理解し始めた風間監督のボールを保持し、攻め続けるサッカーを、ピッチで描けないもどかしさがある。
ボールを回し続け、主導権を握っているように見えるが、湘南戦では相手のシュート13本に対し、名古屋は9本。ここまでシュート数で相手を上回ったのは6試合しかなかった。ボールを支配しても、決定機を作れない現実があり、風間監督は湘南戦のハーフタイムに、「シュートのためのプレーをしよう」と改めて口にした。
逆に、中盤でのパス回しの隙を突かれ、ボールを奪われた失点の多さは相変わらずだ。失点は30と多く、失点16の福岡や松本の約2倍。攻撃に重心があり、カウンター攻撃を受けやすい風間サッカーのもう一つの鍵は、センターバック(CB)だ。
先月下旬に1メートル90近いCB大武峻選手とシャルレス選手の移籍を認めた一方で、高さではなく、本職がボランチの磯村亮太選手らを起用し、戦術眼を生かした危機管理にかじを切った。
自動昇格のためには、負けられない状況になった名古屋だが、「良くなっているのは全員が感じている」(楢崎選手)と、風間監督への信頼は揺るがない。幸い、20歳の杉森考起選手や21歳の青木亮太選手ら若い力が台頭してきた。
風間監督は6日、徳島戦(8日・午後6時開始、豊田スタジアム)に向け、「若い選手は何かをつかむと(成長が)早い。チームも開幕の時は自信も何もなかったけど、今はみんな自信がついてきた」と、成績以上に手応えを感じていることを語った。ホームで後半戦の好スタートを切り、風をつかみたい。
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20170707-OYTNT50145.html