代表では活躍するのに、クラブでは思ったほど活躍できない。そうしたスター選手も世界には数多くいる。ヴィッセル神戸への加入が決定している元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキもその1人かもしれない。

今回英『Squawka』は「代表とクラブでパフォーマンスが大きく違う選手」を特集しているが、その1人にポドルスキが選ばれている。ポドルスキはドイツ代表で130キャップを記録しているが、同メディアはクラブでのパフォーマンスは代表に召集されるに値しないこともあったと指摘。ポドルスキはクラブでなかなか輝けない選手であったことを伝えている。

ポドルスキはドイツ代表では頼れるFWといったイメージで、EUROに4度、ワールドカップには3度も出場している。しかしクラブではケルンでこそ活躍したが、バイエルンやインテルでは期待通りの働きとはいかなかった。アーセナルではそれなりに活躍したものの、ドイツ代表時の方が凄いプレイを見せてくれていたのは確かだろう。

同メディアはその要因として、「単純にドイツ代表には周囲にチャンスを演出してくれる一線級の選手たちがいたからだ」と伝えており、ポドルスキを活かすには質の良いチャンスメイクをする必要があるだろう。それが神戸でポドルスキが輝きを放つ1つの条件となりそうだ。

同メディアはその他にコンフェデレーションズカップのポルトガル代表戦でPKセーブ3連続を披露したマンチェスター・シティGKクラウディオ・ブラボ、同じくチリ代表では不動の地位を築いているティグレスFWエドゥアルド・バルガス、

ワールドカップでは得点を量産している上海上港所属のガーナ代表FWアサモア・ギャン、ブラジル代表では日本キラーでもある広州恒大MFパウリーニョらを選出している。

6/30(金) 22:10配信 
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