男性キャストとの出演料の格差をなくす交渉を続けていた米テレビドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」のメイン女優2人が、無事に出演契約を更新したとDeadlineが報じた。

 同ドラマでペネロープ・ガルシアとジェニファー・“JJ”・ジャロウを演じているカーステン・ヴァングスネスとA・J・クックは、同じくオリジナルキャストのマシュー・グレイ・ガブラー(スペンサー・リード役)と同額の賃金を求めていたと言われている。

 二人は降板も覚悟のうえで交渉していたというが、無事に昇給を獲得し、マシューとほぼ同額で契約を更新できたようだ。デヴィッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャとマシューはすでに契約を済ませており、これで第13シーズンにはおなじみのキャストが戻ってくることになる。

 ほかには、前シーズンに新たにキャスト入りしたアダム・ロドリゲスのほか、アイシャ・タイラー、パジェット・ブリュースターの出演も決まっている。新キャストのデイモン・ガプトンは第12シーズンでの降板が発表されている。(澤田理沙)

2017年6月18日 14時19分
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