新スポーツ「スラックライン」…米大会で高校生の木下晴稀が優勝
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2017年6月13日12時54分 スポーツ報知

 11日に米コロラド州で行われたスポーツイベント「GO PRO MOUNTAIN GAMES」のスラックライン世界選手権で、高校3年の木下晴稀選手(17)=長野・中野立志館高、レッドブル・アスリート=が優勝した。

 同大会は2日間で約10万人が集まる、スポーツとライブを融合させたイベント。木下は昨年、「X GAMES」(米国)、「NATURAL GAMES」(フランス)「SLACKLINE MASTERS」(ドイツ、2人制)で優勝しており、4大タイトルを制覇した。2007年から競技化されて以降、初の快挙となる。9月17、18日には長野・小布施町でアジア初となるW杯が行われ、木下も出場予定。木下は「応援ありがとうございます。9月の大会に向けて頑張ります」とコメントした。

 「スラックライン」は幅5センチのベルト上でジャンプしたり、回転する採点競技。競技人口は世界で約200万人で国内は約4万人。北米を中心に人気がある。過激さを追求する「エクストリームスポーツ」の一種で、ほかにBMX、スケボー、小型機による「エアレース」などがある。