巨人・高橋監督 「引退即監督」の弊害はどこまであるか?
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2017.06.07 16:00

 球団ワーストタイ、42年ぶりとなる11連敗を喫した巨人。2年目を迎えた高橋由伸監督への風当たりも当然ながら強くなっている。開幕からセカンドを任せた中井大介が結果を残していないにもかかわらず、5月中旬までスタメンで起用し続けた。
外国人枠の問題があったとはいえ、同じくセカンドで、二軍で3割1厘、8本塁打と格の違いを見せつけていたルイス・クルーズはなかなか昇格できず、7連敗後にようやく今季初昇格させたものの、好調の時期は過ぎ去ってしまったのか、6月2日の初スタメンから3試合連続ノーヒット。坂本勇人を1番に起用したオーダーも爆発までには至っていない。野球担当記者が話す。

「高橋監督の準備不足の一言に尽きるのではないでしょうか。もともと本人は現役続行するつもりだったにもかかわらず、球団から突然指名され、監督就任を受諾せざるを得なかった経緯があります。2年目ですから言い訳は許されないとはいえ、高橋監督に同情する声はいまだにありますよ」