ものまねタレント、清水アキラ(62)の三男で、2月に写真誌で違法カジノ店への出入りを報じられ、謹慎中の俳優、清水良太郎(28)が5日、サンケイスポーツを通じ、
「仕事関係の方やファンの方にご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」と謝罪した。

今月23日に東京・六本木のMorph−Tokyoで行うファンクラブイベントで仕事復帰することを告白し、
「生まれたばかりの娘や、迷惑を掛けた家族のためにもゼロからスタートしたい」と前を向いた。

騒動当時から5キロ痩せた良太郎が、迷惑を掛けた仕事関係者らに向けて謝罪した上で、
4カ月前に俳優、遠藤要(33)と報じられた東京・池袋の違法カジノ店での賭博について口を開いた。

「2度行きましたが、賭けていません。ただ、うかつに出入りをしたことで、まわりに多大な迷惑を掛けた。
芸能界で仕事をしている認識が足りなかった。もちろん社会人としても」と猛省した。

入店の経緯については「1度目は客引きに『トランプで遊びながら酒が飲める』と誘われて金を賭けずに遊び、勝ったチップは換金せず、次回も遊べる貯金にしました。
2度目も同じように遊んでいましたが、途中で金を賭けさせられる流れになって、やばいと思い店を出ました」と説明した。

週刊誌に賭博疑惑と報じられたことを父から電話で聞かされ、事の重大さに気がついた。
「ディナーショーがなくなり、ミュージカルを降板…頭が真っ白になったし、眠れない毎日が続きました。父の仕事にまで影響して、本当に申し訳ないことをした」と振り返った。

「最初の1カ月は家から出るのが怖かった」と自宅に引きこもる中、美容師の友人を呼び髪を丸刈りにしたが、「何もかもやる気がなくなって…」。そう声を絞り出すのがやっとだった。

父からは最初、厳しい言葉を浴びせられたが、「俺たちは気をつけていかなければならない仕事だ。自覚を持ちなさい。
同じ間違いを起こさないようにするしかない」と諭されたという。昨年結婚した妻からは「次を考えていくしかないよ。子供の成長を家で毎日見られると思って、前を向いて」と尻をたたかれた。

7カ月になるまな娘の育児を手伝い、ファンから届く「早く元気な姿が見たい」と記された手紙や、
ものまねタレント仲間の布施辰徳(57)、ミラクルひかる(37)らの励ましでギターを弾く気持ちがよみがえり、歌への初心を思い出した。

そして、娘への手紙ともいえる新曲(タイトル未定)が誕生。目を潤ませながら「23日にファンの方に頭を下げてから、聴いてもらおうと思っています」と語った。
前を見据えたまなざしは覚悟がにじんでいた。

6/6(火) 7:00配信 サンケイスポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170606-00000038-sanspo-ent

写真
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