http://japan.techinsight.jp/2017/06/kay06052041.html

先月、英マンチェスターにて自爆テロ事件が発生。22名もの死者と100名以上の負傷者の出る大惨事になったことを受け、アリアナ・グランデ、マイリー・サイラス、ジャスティン・ビーバーら多くの人気歌手が集結し、被害者と犠牲者遺族を救うべくチャリティ公演を行った。そこにかつて「オアシス」で活躍したリアム・ギャラガーが登場したが、兄ノエルは姿を見せずリアムの怒りが爆発した。

現地時間4日に開催されたチャリティ公演「One Love Manchester」に参加すべく、リアム・ギャラガーはドイツから駆け付けた。大勢のファンが「オアシス」のパフォーマンスを見られるのかと期待したが、リアムと共に同グループで活躍した兄ノエル・ギャラガーの姿は無かった。そのためこの日、リアムは「コールドプレイ」クリス・マーティンとステージに登場、そこでオアシスのヒット曲『Live Forever』を披露した。

しかし同公演に来なかった兄に、リアムは激怒したもよう。まずは「なんて素晴らしい夜だったんだろう」「純粋な愛に包まれていた」「マンチェスターは最高だ」とツイートした上で、こう書き込んでいる。

「マンチェスターの皆さん。昨晩、兄が欠席したことをお詫びしたいと思います。本当にガッカリだ。皆さん、どうか美しいままでいてほしい。気を付けて。」

またノエルについては「外国にいる」と説明し、卑語を交えてこのようにツイートした。

「忌々しい、飛行機に乗れ。(帰国して)子ども達のために演奏しろよ、この嘆かわしい大マヌケめ。」

これについてファンから「今さらオアシスの再結成はないんじゃないか?」と突っ込まれたリアムはもう一度激昂し、こう続けている。

「再結成なんて、クソくらえ。いいか、これはオアシスに関する話じゃない。人々に助けの手を差し伸べることが大事なんだ。もう一度、あいつは本性を見せやがった。」

ちなみにノエルはかねてより暴言が目立ち、昨年は頻発するテロ事件に触れ「テロリストは皆殺しにしたい。奴らが俺達を殺す前にな」「ヨーロッパでは移動が自由だ。ブリュッセル、パリ、それにロンドン。コートの下に爆弾を隠し持って移動ができる場所で、死者が多く出るだろう」と語っていた。多くのセレブが「愛こそがパワーになる」と呼びかけているが、ノエルは「俺は賛同しかねる」と明言している。

画像は『Liam Gallagher 2017年4月14日付Twitter』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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