「かっちゃん」の愛称で知られる美容外科・高須クリニックの高須克弥院長が4日、自らのブログで、作家の百田尚樹さんが10日に予定していた一橋大での講演会が中止になったことについて、百田氏への協力を惜しまない考えを示す一方、講演会を取りやめた学生たちを厳しく批判した。

 高須氏は「百田尚樹先生に助太刀するぜ」と題したブログをアップ。この中で、高須氏は「6月10日に計画されていた一橋大学学園祭イベントの目玉として百田尚樹先生の講演会が計画されていた」「百田先生、学生達の心意気に応え講演会のギャラを大幅にディスカウントして張り切っておられた」「百田尚樹先生に招待していただいたニコ生でも百田尚樹先生の理念に反対するグループの妨害工作に毅然として立ち向かう一橋大学大学の学生たちの心意気を称賛しておられた」と、百田氏が講演会を心から楽しみにしていたことを明かした。

 その上で、「昨日、突然、百田尚樹先生の講演会が中止になった」「理不尽な妨害工作に一橋大学学園祭実行委員会のヘタレ学生たちが屈したのだ」一橋大学の学生達を評価しておられた百田尚樹先生の心情察するにあまりある助太刀したい」と百田氏に助勢する考えを示した。

高須氏は「一橋大学の学生諸君」と呼びかけ、「学ぶために、あらゆる世俗的な妨害に屈しないのが学生の誇り『学の独立』なんだよ」と諭した。

 さらに「百田尚樹先生はイデオロギーを異にするグループからの妨害工作に屈しない、立派な先生なのだ百田先生の講演会は学の独立の試金石なんだ妨害工作に屈して筋を曲げ、百田尚樹先生の講演会を中止した学生達の軟弱な心が情けない」と嘆いた。

 高須氏は「百田尚樹先生の代わりに僕に講演会をやらせてほしい軟弱な一橋大学の学生諸君を叱咤し筋の通しかたを教え胆の据えかたをみせてあげる ギャラはいらない」と学生たちを鍛え直すことに強い意欲をみせた。

http://www.sankei.com/life/news/170604/lif1706040040-n1.html