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2017/05/29(月) 13:21:06.74ID:CAP_USER9笑顔で記者会見会場に現れた宮里選手は冒頭に「昨年の夏ごろに今季限りでの引退を決意した。残りのシーズンがある。まだまだ頑張りたい」と説明した。現役から退く決断をした理由については「モチベーションの維持が難しくなったのが一番。自分が求めているゴルフができなくなってしまった。理想とする姿がそこにはなかった」と語った。それでも「これ以上ないゴルフ人生だった」と晴れやかな表情で語った。
国内ツアー大会出場などのため、競技活動の軸足を置く米国から一時帰国中の宮里選手は、6月8〜11日のサントリーレディース(神戸市・六甲国際GC)に出場後に米国へ戻る予定。
宮里選手は沖縄県出身で、長兄の聖志(きよし)(40)、次兄の優作(36)両選手もプロゴルファー。父の優(まさる)さん(71)の指導で4歳からゴルフを始め、宮城・東北高3年時の2003年には日本女子アマチュア選手権、日本ジュニア選手権で優勝した。
同年9月にあった国内ツアー大会の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子」(宮城県利府町)を当時のツアー最年少の18歳101日で制し、その後プロに転向。国内ツアーでは04年に5勝、05年には6勝を挙げ、「藍ちゃん」の愛称で女子ゴルフの人気向上に貢献した。
06年から米ツアーに本格参戦して09年7月のエビアン・マスターズで同ツアー初勝利。10年にはシーズン5勝を挙げ、男女を通じて日本人初の世界ランキング1位にも一時就いた。12年7月のアーカンソー選手権で、日本女子勢では岡本綾子の17勝に次ぐ、米ツアー通算9勝目を挙げた。
【熊田明裕】
毎日新聞 5/29(月) 13:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-00000046-mai-golf