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2017/05/27(土) 09:57:51.68ID:CAP_USER9降格1年目でJ1復帰を目指した昨季は、昇格争いにも絡めず14位に沈んだ。サポーターの期待感が薄れがちな2年目は集客に悩まされる。実際、モンテディオ山形にとって1度目のJ2降格となった2012年の平均観客数は7355人だったが、2年目の翌13年は7020人まで落ちている。
「2年目の壁」を想定していた運営会社のモンテディオ山形は今季、試合のPRを強化し、露出増に努めた。3月のホーム開幕戦(対讃岐)前には選手が県内の全テレビ局のニュース番組に出演した上、小学校も訪問。テレビCMや新聞広告も例年以上に増やし、イオンモール天童ではスタッフが精力的にチケット販売会を開催した。
地道な動きもあった。ホームスタジアムがある県総合運動公園(天童市)で活動する他競技の団体や大会に対してスタッフが試合を告知して回った。同社の佐々木賢二事業部長は「反応はまだ鈍いが、繰り返すことが大事」と、足で稼ぐ宣伝を続ける考え。
こうした成果はじわりと現れてきた。今季ホーム8試合の平均観客数は6838人で、昨季の年間平均6254人を584人上回る。注目の開幕戦と大型連休中で有名選手が所属する名古屋戦では9千人を超えた。平日夜の松本戦でも約5200人を集めた。
名古屋戦では子ども向けのヒーローショーも開催し、大勢のファミリー層を引きつけた。サポーターは「以前より家族連れが多いと感じる」と話し、スタジアムの雰囲気に変化を感じ取っている様子だ。
今月21日の山口戦からは無料招待事業も始まった。スタジアム初経験となる潜在的なファンの居住地域や年齢層などのデータを集め、次の売り込みに生かしていく。CMなどの宣伝効果も調査を進めており、今後予定されている県民応援デーなどに向けた新たな仕掛けも期待できそうだ。
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