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2017/05/23(火) 05:44:17.20ID:CAP_USER9腰痛症のため出場選手登録を先月10日に抹消されたが、2軍戦で5試合に登板して無失点と好成績を残していた。
リーグワースト2位のチーム防御率3.82と苦しむ投手陣の救世主となる。
頼れる右腕が帰ってくる。マツダスタジアムでの約1時間の有酸素運動を終えた中崎は、にこやかに1軍での活躍を誓った。
「下でしっかり投げられたし大丈夫。体の不安もない。
やっと戻ってくることができたので力になりたい。開幕のときより状態はいいと思う。結果で示したい」
腰痛症のため出場選手登録を先月10日に抹消されていた。
3軍でのリハビリ期間を経て、9日に行われたウエスタン・リーグのオリックス戦(舞洲サブ)で実戦復帰。
20日の同戦(由宇)では1点リードの9回から登板し、1回を3者凡退に封じた。
直球の球速は全て145キロ前後で、最速147キロをマーク。
慎重に推移を見守ってきた2軍首脳陣も1軍復帰へ、太鼓判を押す内容だった。
2軍では連投を含む5試合に登板し計5回を2安打無失点に封じたが、1軍での再スタートは中継ぎとなる見込みだ。
投手指名練習を視察した畝投手コーチが、当面の起用法について説明した。
「まずは6回、7回から。(現在、抑えを務める今村)タケルもよくやってくれているので。
2、3試合、様子を見たい」
中崎が不在の間、代役を務めた今村は14試合に登板して7セーブを挙げた。
チーム内競争を促すためにも、いきなり「9回の男」に返り咲くことはない。
もちろん、中崎自身もまずはセットアッパーとして信頼を回復し、守護神の座を取り戻す覚悟だ。
「最初はそこ(抑え)で始まったけど、自分から手放してしまった。
しっかり結果を出して、戻れればいいとは思う」
1軍を離れている間も試合内容は常にチェックしていた。前カードでは最下位・中日に3連敗を喫するなど、5月は8勝9敗。
苦しむ最大の要因が、防御率リーグ5位に沈む投手陣にあることは明らかだ。
中崎は冷静に言葉をつなぐ。
「リリーフが一人入れ替わったところで状態を変えるのはなかなか難しいとは思うけど、抑えることで流れを良い方向に向けられれば」
同じ44試合を消化した時点では、昨年も防御率は3・81だった。
そこから投手陣が盛り返し、シーズン終了時には同3・20。
投打の歯車がかみ合い、25年ぶりのリーグ優勝を成し遂げている。
中崎にとってのヤクルト戦は、15年から16試合連続無失点を継続中。好相性も味方につけながら、完全復活を急ぐ。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/23/kiji/20170523s00001173056000c.html
2017年5月23日 05:30