安倍首相 桜を見る会疑惑「逃げ切り」の援軍はテレビ局 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/266136

 国会で連日、取り上げられた総理主催の「桜を見る会」をめぐる最大の問題は、安倍首相が公職選挙法に違反
している疑いである。

「桜を見る会」に安倍首相は地元の選挙民を800人以上招待した。これらの人々は一般の市民であり、特別に
社会的貢献を行ったとみられる人々ではない。彼らに平均1000円以上の供応を税金でもって行ったことが
明確になれば、公選法第199条の2第1項〈公職の候補者は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義を
もってするを問わず、寄付をしてはならない〉の規定に違反する。

 だから、安倍政権は招待者リストの名簿を廃棄したのだろう。しかし、今や多くの文書はパソコンで作成され、
保存されるのが一般的だ。菅官房長官はバックアップデータの存在を認めたものの、「バックアップは行政文書
ではない」とも言っている。だが、こんな支離滅裂な屁理屈は通らない。