消費増税凍結必要、実施なら日本発リーマン級危機も

[東京 16日 ロイター]
前スイス大使で安倍晋三首相の経済アドバイザーとして知られる本田悦朗氏は、
ロイターとのインタビューの中で、10月に予定されている消費税率引き上げを実施すれば、
デフレ脱却が難しくなるだけでなく、日本発のリーマン・ショック級の危機誘発になりかねず、「増税凍結」が適切と述べた。

また、消費増税を前提とした教育無償化などの財源は、赤字国債発行で充当し、
日銀の量的金融緩和で対応すれば、財政・金融の両輪がそろって回り、
「一石二鳥」の効果が期待できると主張した。