野党、“口利き疑惑”報道に関し片山さつき大臣を追及
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3520357.html

 国会では、一部週刊誌で報じられた片山地方創生担当大臣の国税庁への“口利き”疑惑に関して、野党側が追及しています。国会記者会館から、 小林拓馬記者の報告です。

 野党側は、週刊誌報道で”口利き”の仲介を果たしたとされる税理士の男性は、実質的に私設秘書だったのではと片山大臣を質しました。

 「いろいろ随行したり、代理として出席したり、政治活動を補佐しているじゃないですか。皆さんの政治活動、それを補佐しているじゃないですか。これは私設秘書じゃないと言いきれないですよ」(立憲民主党会派 今井雅人衆院議員)

 「この方について、私は秘書として契約したこともなく、給与報酬などを払ったこともなく、私が指揮命令する立場にあったこともないと申し上げておりまして」(片山さつき地方創生相)

 野党側は、SNS上で男性税理士が片山大臣の国の内外の視察に同行したり、パーティーなどで片山大臣の代理としてあいさつした記録があり、実際は私設秘書ではなかったのかと追及しましたが、片山大臣は改めてこれを否定しています。

 また、これに先立ち片山大臣は、先月末から相次いで発覚した自らが代表を務める政党支部や政治団体などの政治資金の記載漏れの訂正ついて、「現在進行中で全部は終わっていない」としています。

 野党側は、引き続き片山大臣の「大臣の資質」を追及する方針です。