季節の野菜などを使った韓国の料理を通して韓国文化を学ぶ料理教室が20日、花巻市で開かれました。
花巻国際交流協会が開いた料理教室には市民など17人が参加しました。
講師を務めるのは韓国から来日して27年になる盛岡市在住のイ・ミスクさんです。
イさんは、参加者に春雨、玉ねぎ、豚肉やシイタケなどを使った「チャプチェ」と、モヤシやほうれん草などの野菜や卵を使った韓国の伝統料理「ビビンバ」の作り方を教えてあ
げながら、1時間半ほどであわせて3つの料理を完成させました。
そして、みんなで韓国料理を味わう間、韓国の食文化についてイさんから説明があり、ご飯やスープを食べる時はスプーン、おかずには箸と、使い分ける習慣があることや葉物の
野菜でおかずやご飯を包んで食べるスタイルがあることなどを教えてもらっていました。
参加した56歳の女性は、「初めて韓国料理を作り、とてもおいしかったので家でも作って家族で食べたいです」と話していました。
また、68歳の女性は、「思っていたより簡単に料理ができ、韓国の家庭の味を知りました」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180521/6040000873.html