0001砂漠のマスカレード ★2017/11/10(金) 17:13:33.39ID:CAP_USER9
近年は少なくなってきたが、プロ野球の長い歴史の中でアッと驚くようなトレードが何度も行われてきた。選手の野球人生を劇的に変えたトレード。
週刊ベースボールONLINEで過去の衝撃のトレードを振り返っていく。
[1993年オフ]
西武・秋山幸二、渡辺智男、内山智之⇔ダイエー・佐々木誠、村田勝喜、橋本武広
1993年11月16日、球界に衝撃が駆け抜けた。プロ野球史上、かつてないほどの大型トレードが成立したのだ。西武の「顔」である秋山幸二が、ついに放出された。
西武とダイエーの間で成立、発表されたのは次の選手。
西武からは秋山、渡辺智男、内山智之、ダイエーからは佐々木誠、村田勝喜、橋本武広。3対3の交換トレード。
それもすべて両チームの主力ばかりという顔ぶれだ。
86年オフにロッテ・落合博満と中日・牛島和彦ら4選手とのトレード以来、久しぶりに世間が、この電撃的なトレードで揺れた。
この日の午後6時、埼玉・所沢市内の西武球団事務所にスーツ姿で現れた秋山の表情は、さすがにこわばっていた。まったく突然のトレード。
無数のカメラのフラッシュを浴びての会見では一瞬の沈黙の後、ひとつため息をついて話し始めた。
「トレードの話なんて、まったく頭になかったよ。清水代表から最初に聞いたとき、何の話か分からなかった。
でもプロなんだから、何も言うことはできないよ。王さん、長嶋さんみたいに一つの球団で最後までやれたらと思っていたけど……」
秋山の下に清水代表から電話が入ったのは、前日の深夜。
「きょう(16日)のお昼の12時に話がある」。それだけだった。秋山にはトレードの話なんて頭にない。
予定していたゴルフをキャンセルして、待ち合わせた都内のホテルの一室に向かった。
わずか15分の極秘会議。その席上で、ダイエーへのトレードを宣告されたのだ。
「プロだから割り切るしかない。でも、高校を出てすぐに西武に入って、ここで13年間育ってきたのだから寂しい気持ちはするよ」
秋山が動揺を隠せない一方で、球団の華を放出することを決断した清水代表は、このトレードをこう説明した。
「パ・リーグを活性化させるためのトレードだと認識している。ファンの反応を考えたが、それを乗り越えるしかない。戦力的にはお互い五分五分だと思います」
今季最下位に甘んじ、来季へ巻き返しをはかるために九州出身でスター選手が欲しいダイエーと、秋山を目玉に大型トレードを敢行したい西武との思惑がピタリと一致しての交換劇だった。
その前の週末にダイエー・根本陸夫監督が電話で清水代表に打診。
13日に高知秋季キャンプから帰京した森祇晶監督と清水代表が戦力分析をした結果、15日に両球団で合意に達したものだ。
清水代表がこう断言する。
「秋山と佐々木の1対1だったら成立しなかっただろう」
ダイエー側があくまで秋山獲得のために主砲の佐々木に加え、若きエース・村田の放出まで英断したことが、今回の交換交渉がまとまる大きな要因となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171110-00000004-baseballo-base
11/10(金) 11:06配信
https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/batter/sasaki_makoto.html
佐々木誠 成績
https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/pitcher/murata_katsuyoshi.html
村田勝喜 成績
https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/pitcher/hashimoto_takehiro.html
橋本武広 成績
週刊ベースボールONLINEで過去の衝撃のトレードを振り返っていく。
[1993年オフ]
西武・秋山幸二、渡辺智男、内山智之⇔ダイエー・佐々木誠、村田勝喜、橋本武広
1993年11月16日、球界に衝撃が駆け抜けた。プロ野球史上、かつてないほどの大型トレードが成立したのだ。西武の「顔」である秋山幸二が、ついに放出された。
西武とダイエーの間で成立、発表されたのは次の選手。
西武からは秋山、渡辺智男、内山智之、ダイエーからは佐々木誠、村田勝喜、橋本武広。3対3の交換トレード。
それもすべて両チームの主力ばかりという顔ぶれだ。
86年オフにロッテ・落合博満と中日・牛島和彦ら4選手とのトレード以来、久しぶりに世間が、この電撃的なトレードで揺れた。
この日の午後6時、埼玉・所沢市内の西武球団事務所にスーツ姿で現れた秋山の表情は、さすがにこわばっていた。まったく突然のトレード。
無数のカメラのフラッシュを浴びての会見では一瞬の沈黙の後、ひとつため息をついて話し始めた。
「トレードの話なんて、まったく頭になかったよ。清水代表から最初に聞いたとき、何の話か分からなかった。
でもプロなんだから、何も言うことはできないよ。王さん、長嶋さんみたいに一つの球団で最後までやれたらと思っていたけど……」
秋山の下に清水代表から電話が入ったのは、前日の深夜。
「きょう(16日)のお昼の12時に話がある」。それだけだった。秋山にはトレードの話なんて頭にない。
予定していたゴルフをキャンセルして、待ち合わせた都内のホテルの一室に向かった。
わずか15分の極秘会議。その席上で、ダイエーへのトレードを宣告されたのだ。
「プロだから割り切るしかない。でも、高校を出てすぐに西武に入って、ここで13年間育ってきたのだから寂しい気持ちはするよ」
秋山が動揺を隠せない一方で、球団の華を放出することを決断した清水代表は、このトレードをこう説明した。
「パ・リーグを活性化させるためのトレードだと認識している。ファンの反応を考えたが、それを乗り越えるしかない。戦力的にはお互い五分五分だと思います」
今季最下位に甘んじ、来季へ巻き返しをはかるために九州出身でスター選手が欲しいダイエーと、秋山を目玉に大型トレードを敢行したい西武との思惑がピタリと一致しての交換劇だった。
その前の週末にダイエー・根本陸夫監督が電話で清水代表に打診。
13日に高知秋季キャンプから帰京した森祇晶監督と清水代表が戦力分析をした結果、15日に両球団で合意に達したものだ。
清水代表がこう断言する。
「秋山と佐々木の1対1だったら成立しなかっただろう」
ダイエー側があくまで秋山獲得のために主砲の佐々木に加え、若きエース・村田の放出まで英断したことが、今回の交換交渉がまとまる大きな要因となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171110-00000004-baseballo-base
11/10(金) 11:06配信
https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/batter/sasaki_makoto.html
佐々木誠 成績
https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/pitcher/murata_katsuyoshi.html
村田勝喜 成績
https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/pitcher/hashimoto_takehiro.html
橋本武広 成績