169 非通知さん@アプリ起動中 (ワッチョイ) sage 2019/09/26(木) 15:21:22.58 0
春秋戦国時代に柳の芽が魏に植樹された際にかの荘子が「芽魏」と名を書いた札を立てたところ
ある夜に兵士が見回った際には立て札が見えずこの芽を踏みつぶしてしまった。
翌朝になって荘子が再び芽を植え替えているところを目撃した兵士はこれを激しく悔いた。
そこで夜になるとロウソクの灯で明るくし札が見えるようにした。
当直を終えた兵士が朝寄ってみると、札の前で荘子が泣いていた。
「なぜ泣いてらっしゃるのですか?」
と、兵士が問うと
「楼が溶けだして芽が枯れた、なぜだか知ってるか」
と聞き返し、兵士は
「わたしが一度踏みつぶしたので明るくしました」
と答えた。荘子は
「ならば再び芽を植えよう。しかしここに植えられない。どこか場所はないか?」
と聞いてきたので兵士は
「それなら良い所があります。わたしの村です。」
と答えた。荘子が
「それなら芽を持っていきこの札を立てなさい。」
と兵士に渡した。その札には【芽魏楼】と書いてあったという。




これが後世に訛って伝わったのがかの有名な「メギロー」である