関西(というか和食の)出汁文化からすると複数の具材から旨味成分を引き出して美味しさを作るってスタイルなんだけれども(昆布の旨味成分と肉や魚の旨味成分は違っていてそれを合わせると1+1=2ではなく=数倍になる性質がある)
こうするとシンプルかつ優しい味わいなのに味の深さは申し分ない物ができるんだよね

1つの食材に頼るとその食材の旨味成分だけでトコトン引き出さないといけないから手間もかかるし力強く贅沢にでも見事な物が出来上がるという
これはパイタンスープの本場中華料理の出汁の取り方の基本、だから中華料理っぽいやり方だね

ちなみにそれらのいいとこ取り(食材からこれでもかと旨味も引き出しつつ旨味の相乗効果も駆使する)している料理がフランス料理だったりする