人生色々ラジバンダリー☆
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前スレ
精神科に1年入院した時の話
ttps://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1571252951/ >>26
カレー?ナマステラジバンダリー☆
>>27
ありがちょ、ちゃんと寝たかラジバンダリー☆
>>28 >>29
人生上がったり下がったりラジバンダリー☆ >>30
Thank Youこちらこそよろしくラジバンダリー☆
>>31
ザ・ベストテンw ありがとやんすラジバンダリー☆
さあ、みんなで元気にラジバンダリー☆ 続き
ある入浴日の出来事
私「さっちゃん、一番風呂行こう!」
さっちゃん「うん♪」
お風呂は一番風呂に限る
特に入院中はお風呂に入る順番が遅くなれば遅くなるほど湯船のお湯が汚くなるw
私とさっちゃんがお風呂で頭や体を洗い終わって二人で湯船に浸かってたらおばさんがひとり入ってきた
おばさんは手にT字剃刀を持っていたw
無駄毛処理用らしいが、T字剃刀を病棟に持ち込むのは禁じられている
さっちゃん「(小声で) あれ、いいの?」
私「普通に駄目w」
看護師さんが気付いておばさんからT字剃刀を取り上げた
お風呂から上がって病棟に帰る途中、さっちゃんが話し始めた さっちゃん「おばさんの気持ちわかるな…うちだって無駄毛処理したいもん(笑)
でもここじゃ無理だよね…退院まで…はあ…」
私「電池式のシェーバーなら持ってるよ」
さっちゃん「え!いいの?」
私「うん、詰所預りだけど、電池式ならいいって看護師さんに聞いてたから持ってきたw
眉毛や顔用と身体用持ってきてるよw
貸してあげるよ」
私たちは病棟に戻って二人でトイレに籠って無駄毛を処理した
ブゥゥゥゥゥゥン…ブブブブブブブ…
さっちゃん「脇…どう?剃れてる?」
私「もうちょっと下らへん、あ、さっちゃん鼻毛出てるw」
さっちゃん「うそ!どこ?(笑)」
私「ほら、ここw」
さっちゃん「どれ?見えない(笑)」
私「じゃあ切ってあげる、ハサミもあるからw」
さっちゃんの無駄毛問題は無事解決した
私「なんでも貸すから言って、毛玉取り器やらコロコロやらファブリーズやらわりとなんでもあるからw」
さっちゃん「(笑)」 >>36
正直どう違うんやファブリーズとリセッシュはw
今はこれ
前住んでたとこで隣のタバコの煙や臭いがうちに入ってきて臭くて黒いリセッシュ買ったら余計臭かったけどまだあるから使ってる
https://i.imgur.com/3lwNoZR.jpg 続き
翌日、作業療法が屋内でのスポーツだった
私が着替えてデイルームに出ると、さっちゃんは先に支度が済んで座って待ってた
さっちゃんはNIKEのフットスケープ(スニーカー)を履いてた
私が小学生の頃にスニーカーのムック本で見てたやつだ
私のテンションは一気に上がった
今で言う『バイブスいとあがりけり〜!』状態だろうか
初めて生で見たフットスケープに興奮を隠せない
もし私が犬だったらきっとうれションしてたんじゃないかしら
私「なっちゃん!これフットスケープじゃん!スゲー!初めて生で見た!」
さっちゃん「え?フットスケープ?なにそれ?」
スニーカーに興味がないさっちゃんからしたらわりとどうでもいい事らしいw
私「いいなあ…w」
さっちゃん「…何年も前に買ったんだ、安かったから(笑) 履き心地いいし(笑)」
ちなみに私はその日、NIKEのダンクハイの黄×黒を履いていたというどうでもいい情報なw さっちゃん「てか今日暑くない?」
さっちゃんは穿いてたスウェットの裾を捲し上げた
…って、さっちゃんのふくらはぎの筋肉wwwwすげぇwww ムキムキwwww
めっちゃ大人しそうで物凄く可愛らしい顔からは想像つかないムキムキのふくらはぎのさっちゃんのギャップにワロタw
私「さっちゃんw すごw 筋肉www」
さっちゃん「ん? え? ああ(笑) 部活で(笑)」
さっちゃんは面白いというか、なんだろう、謎が多いというかw
もちろんいい意味で
一緒にいるとめっちゃ癒されたw それから病棟を移動して、作業療法が始まった
糞川「1! 一緒に卓球やらない?」
私「やだ」
さっちゃん「1ちゃん、一緒にバドミントンやろう♪ 楽しいよ♪」
私「やだ〜」
そう、私は自分が興味のない事はやりたくない
出来ない
ストレスでしかないw
でもみんななんか何故か楽しそうなんだよな…
なんで私はみんなと同じ事が楽しめないんだろう…
地味に辛いw
私が何しよーかなってウロウロしてたら花畑いた
花畑の近くには冬彦さんがいた
私は花畑に話しかけた
私「冬彦さんが花畑さんと話したいってさw(大嘘)」
花畑「えっ♪わたしと〜?」
花畑は冬彦さんに絡み始めた
冬彦さんは満更でもなさそうだけど、会話が噛み合ってないw
花畑「わたしは〜、わたしの〜♪ エヘヘ♪」
冬彦「ぼ…僕…僕の…あの…」
wwwwww だがしかし、そんな事をしても空しいだけだった
私は体育座りをしてバドミントンを楽しむさっちゃんを見てた
バドミントン…何が楽しいんだろう
でも、さっちゃんは楽しいんだよなあ
他の人も
でも、私はバドミントン興味ないし…
糞川も卓球楽しそうだなあ
でも私は…
なんか泣きたくなってきたw
みんなが休憩してる時、私はビーチバレー用のボールを壁に思いきり投げ付けた
ドフッ!ドフッ!ドフッ!ドフッ!
何度も何度も投げ付けた
作業療法士「1さん? ボール…破れますよ…?」
ドフッ!ドフッ!ドフッ!ドフッ!
作業療法士「だ、大丈夫ですか…?」
ドフッ!ドフッ!ドフッ!ドフッ!ドフッ!ドフッ!ドフッ!ドフッ!
私はひとりで病んでいたw 私はボールを投げるのをやめて、さっちゃんと一緒に外(限られた空間)を散歩した
さっちゃん「1ちゃん、見て、あの花綺麗」
私「うん…」
花が綺麗と言われたら綺麗だと思うけど、興味がないというか、どうでもいいというか
でもさっちゃんは楽しそうに花とか見てた
多分、これが【普通の人】の感覚なのかな
花が綺麗、子どもが可愛い、スイーツが食べたい、旅行に行きたいとか
私は花とか植物とか興味ないし、子どもが大嫌いだ
甘い物やお菓子も苦手というか、極端な話 無くても生きて行けると思うから殆ど間食もしない
旅行も興味ない、家から出るのも億劫だし、絶対に日本から出たくない
でもこういう事を人に言うと、変って言われたりする
子どもが嫌いだなんて酷いとか
でも嫌いなんだもん
でも思っても人前であんまり口に出せない事ばかりで
私は人として大切な何かが欠落してるんじゃないかと自分で思った
さっちゃんみたいな人がきっと、世間一般で言う 【普通の人】なんだと思った
普通ではない自分が、普通になれそうにない自分が、とても愚かに思えて
消えて無くなりたかった 病棟に戻って看護師さんに頓服をもらおうと詰所に行った
対応してくれたのは20代後半くらいの短髪眼鏡の男の柏木っていう看護師さん
柏木「ちょっと待ってて」
柏木さんはほんとにいつも無愛想で、無愛想ってか機嫌悪そうというか、なんか常に眉間にシワ寄せて軽くイライラしてる
患者さんに一切挨拶しないし、患者さんに敬語使ってる所なんか見た事ない
そんな柏木さんの態度が、その時の私の気に障ったというか
でもキレたりはしたくないなあ…
どうしよう…あー、そうだ!投書しよう!
私は詰所にある『患者さんの声』っていうボックスに柏木さんの対応についての不満を書いて投書する事にしたw
スケッチブックを適度な大きさに切り、柏木さんへの不満や改善して欲しい所を長文で具体的に書き殴って投書したw
投書したら気が済んだし、別に柏木さんに態度とか改善して欲しい訳ではなかったし、改善されるとも思ってなかった 翌々日かな
毎朝6時〜6時30分くらいに夜勤の看護師さんが検温に来るんだが
「グッモーニン♪ 1さん♪ 検温しますよ♪」
え? グッモーニン? この声柏木さんじゃね?柏木さんだよな
私は布団の隙間から確認した
柏木さんだw 間違いない
てかグッモーニンとか言う奴じゃねーだろw 大丈夫か? コイツwww
柏木「1さん、今日天気いいらしいですよ〜♪ あー、1さん、好きな音楽なんでしたっけ? おっ、スケッチブックに…雑誌に…いいっすね♪」
投書が効いたのか、柏木さんはめっちゃ明るく接してくれるようになった
逆に気持ち悪いと言うか、暫く慣れなくて戸惑ったw
私はこの日から柏木さんと普通に仲良くなったwww そうそう、入院中に点呼があったのよ
夕方くらいかな?
看護師さんが病棟内周りながらちゃんと患者さん全員いるか確認するんだけどさ
私は点呼の時にたまに部屋で寝ててさ
ベッドで布団頭まで被ってさ
布団頭まで被って仰向けで平ら?に寝てるせいか、ベッドにいると思われなくてさ
看護師さんが何回も「1ちゃんがいない!」って探し回ってたw >>42
1は俺と似ているな
もしかしてパンダ可愛いと思ったことないんじゃないか? >>46
うん、ないと思うwパンダにそこまで興味ないというか
動物は好きなんだけど、動物園は好きじゃないw
動物園は動物を観るだけの場所であんま触れ合えないしさ
水族館も興味ないし、映画を観るのにわざわざ映画館に行きたくないんだ
なんていうか興味の偏りが強いんだよね 前スレ読んだ
面白い!
映画館大好きw毎日でも行きたいw >>41
わかる
スポーツ楽しいと思った事ないw
スポーツ観戦とか何が楽しいんだろうって思うが人に言えないw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています