精神科に1年入院した時の話
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最初に詰所で手荷物検査受けるんだけど、とにかくなんか詰所の雰囲気が気持ち悪かった 詰所の雰囲気が嫌過ぎて「帰りたい…」と言ったら看護師に羽交い締めにされた びっくりして思わず大きな声が出た
そしたらどこからか男性の看護師が何人も来た
(詰所に居たのは全員女性の看護師) 男性の看護師数人に腕とかがっちり掴まれてどっか連れてかれた
抵抗しても無駄だった
女の私の力では到底敵わない 薄暗らい廊下?を奥へ奥へ
そして牢屋みたいな所へ連れてかれた どれくらい寝てたかわからないけど、起きたら暗い冷たい狭い鉄格子の部屋にいた 部屋にあるのはうっすーい敷布団となんの囲いもない和式トイレ トイレを上には小窓があり、外から覗けるようになってた とりあえず怖くてさけんだ
「おーーーーい!誰か?」
めっちゃ叫びまくった
他の部屋から誰かが「うるさい!静かにしろ!」とか言ってきた それでもめげずに叫びまくり、重い鉄の扉をガンガン殴りまくった
ちなみに扉の下の真ん中に少し隙間があった 暫くして看護師が来た
中年の女の看護師だったと思う
状況を説明された ここは保護室という所
落ちつくまで(大人しくなるまで)ここから出れない
洗面などにも出られない
とにかく暫くここで大人しくするように言われた それから少しして夕食の時間
食事は扉の下の真ん中の隙間から渡された
机などもなく、地べたに直に置いて食べるパターン
もちろんそんなの人生発
トイレ自分で凪がせないのも人生発 人生終わったと思った
本当に絶望的な気持ちで、涙がボロボロ溢れてきた
夕食は喉を通らない
トイレの臭いで食べる気にもなるわけない 消灯9時前、看護師が薬を持ってきた
口に薬を入れられた
「これ飲んでしっかり寝なさい」とか言われた
わりと大量の薬を飲まされた
何故か下剤も飲まされた 余裕で幽霊が出るような感じの気味悪い場所で寝れるわけがない
めっちゃ怖かった
とにかく早くここから出ないと
大人しいいい子のふりを全力でをしようと思った 夜中に二回くらい看護師が懐中電灯持って見廻りにきたかな
顔照らされて「はよ寝なさい」とか言われた
いや、そんな顔照らされたら余計に目が覚めるわと思った 怖くて寂しくて心細くて見廻りの看護師さんを引き留めて話を聞いてもらったりした
てか無理矢理聞かせてた 朝は6時とかに看護師が検温に来たかな
お通じ出たら教えてねとか
あのトイレで大をするんか…自分で流せないしめっちゃ嫌じゃん 朝御飯は8時とかだった
食パンとジャムと牛乳だったかな
トーストしてない食パンにジャム塗って食べるのしんどかった トイレ、小はまだしも、大は絶対したくなかった
日中は看護師さんひとり廊下で見張ってたかな 保護室ではすっごい暇だった
ウォークマンとか持ち込めなかったし、絵を描きたいって言っても鉛筆とかが危ないから駄目って言われた 看護師さんに何度も「お通じまだ?」って聞かれた
とにかく大をさせたいみたいだった
1日でもお通じなかったら駄目、みたいな 「お通じないなら浣腸するしかないね!」って看護師さんが言い始めて、もうほんとにめっちゃ嫌で「嫌だ嫌だ絶対嫌だ!」って言ったけど
「言うこと聞かないとここから出られないよ」って言われて嫌だけどやるしかなかった 浣腸されるじゃん
大するじゃん
それを外から小窓で看護師さんが見てるのよ
ちゃんと出てるかどうかとか
そんな辱しめある?
あれはほんまに屈辱的だったわ 初めて洗面出来たのはここに来て3日目だったかな
看護師さん付き添いでずっと見られながら顔洗ったり歯磨きも苦痛だった それからベッドがふたつある透明なアクリル板で囲まれた部屋に移された
部屋には私ひとり
トイレは個室があった、安心した
洗面台もあった
音楽も聴けたけど、イヤホン使えるのは日中だけで、夜間は詰所預りだった その部屋から詰所が見えた
詰所の向こうには大部屋がある病棟があった
って言っても閉鎖病棟なんだが その部屋で3日ほど過ごし、閉鎖病棟の大部屋に移れた 閉鎖病棟は1病棟と2病棟があった
私は2病棟
女性のみの病棟
大部屋は6人部屋
ベッド仕切るカーテンなし… 詰所の斜め前らへんにトイレがあった
個室が6個くらいあった
和式、洋式どちらもあり
ただ、めっちゃ汚かった
あと、トイレットペーパーがトイレに置いてなかったw トイレットペーパーをトイレに置いたら引きちぎってぐちゃぐちゃにする人がいるらしく、トイレットペーパーは詰所の前に吊るしてあり、使うぶんだけ取って行くシステムw
もちろん人生発で後にも先にもこの病院だけだわ んでトイレめっちゃ汚い
みんな下剤を飲まされるんで、とにかく常に汚れてる
踏まないように歩くのが大変だった
掃除のおばさんは一日に二回来てくれたけど、それでも即汚れる辛い トイレの話ばかりなので、部屋や病棟での話ももちろん書く 最初同じ部屋でよく覚えてるのは藤田さんと青木さんかな
もちろん仮名
藤田さんは40歳くらいで、青木さんは20歳くらいだったと思う 藤田さんは美人で物凄く頭が良かった
高学歴で入院する前は大手企業に勤めてた
宗教にはまって親に入院させられたって聞いた 青木さんは学生で、よく意識がない状態でゆらゆら歩いてた 藤田さんは人の前世が見えるみたい
前世見てあげようかって言われて、嫌だけど見てもらった
「貴女は前世はとても純粋な白人の娘ね」って言われた
早く退院出来るように謎の呪文?でお祈りしてくれた 青木さんは意識がある時はよく私と話してくれた
流行りの音楽やドラマや芸能人の話した
楽しかったな >>53
その時はいじめで不登校だったり親や家族が精神的な病気で家にいてめっちゃストレスでおかしくなってた感じ
当時は医者に病気とか言われてなくて、思春期特有の拗らせみたいに思われてたよ 眠くて文章めちゃくちゃでごめんよ
今日は珍しく徹夜なのよ 病棟の話
病棟にはボスが2人いた
1病棟のボス、原田さん
2病棟のボス、金さん
二人とも60代、めっちゃ短気で怖かった
特に金さん
デイルームのテレビのチャンネル権は金さんの物で、テレビのチャンネル権で金さんと原田さんがよく喧嘩してた 私だって好きなテレビ観たい
他のみんなも自分の好きなの観たいと思う
みんなが譲り合ってテレビ観れるように私は金さんと戦う事にした 私「なあ、金さん!テレビはあんただけのもんじゃないんよ!」
金さん「は?なんやねん!あんた!私に口答えする気か?」
私「口答えでもなんでもしてやるわ!」
私と金さんが戦ってたら看護師さんが止めに来た 看護師さんになだめられて私と金さんの戦いはとりあえず終わった
金さん大嫌いってその時は思った 金さんと戦った翌日とかかな
私がデイルームで絵を描いてたら金さんがやって来てボソッと
「あんた、絵上手いやないの。」
と呟くように言った
私はただ黙って頷いた
それからまた金さんが
「あんた、素直でいい子やな。今度うちの似顔絵描いてーな。」
と言ってきた
私と金さんは仲良くなった。テレビもみんなが譲り合って観られるようになった
その功績を称えられて?1病棟のボス、原田さんとも仲良くなった 看護師さんの話もしよう
キャラ濃い人多かった
まず、25歳くらいの女の看護師さんの小野寺さん
患者にゴミ箱の缶コーヒーのシールを集めさせる
よく集める患者と自分的に顔が好きな患者を可愛がる
ドルヲタ 小野寺さんはよくお気に入りの患者に「○○ちゃんは可愛いね〜!」とかお気に入りじゃない患者に「あんたはぶちゃいくよ〜(笑)」とか言ってた
人としておかしかった
ある患者に「ぶちゃいくだね〜(笑)」と言ってる小野寺さんに私は言った
「てか小野寺さんも人の事不細工とか言えなくない?(笑)」 小野寺さんの表情は凍りついた
そう、小野寺さんはお世辞にも美人とは言えない
むしろけっこう不細工なのだ
私は続けて「あ、小野寺さん脚だけは綺麗だよね(笑)」
と言ったら小野寺さんがキレてきた
「あんた誰に向かってそんなこと言ってるの?」 私「誰に向かってって小野寺さんじゃん(笑)
てか看護師なのに人に不細工とか、あと他にもあほとかよく言ってるよね?全部師長や主任や医者に言うわ!看護師以前に小野寺さん人としてありえんわ!」
とブチギレた
その後、小野寺さんは師長たちにこっぴどく叱られ、大人しくなった おはようございますー
言葉は鏡だから悪口言うとどんどん自分も醜くなると私はずっと信じてます…
看護婦さん、怒られてきっと反省したでしょうね >>67
おはようございます
私はいつも人の悪口ばかり言ってるので醜いでしょうねwというかなんでもハッキリ言い過ぎてしまいます
小野寺さん、多分反省したと思います
この病院では患者にき○がいやら暴言を吐く看護師さん多かったんですよ 普通、病棟の清掃って看護師さんだったり清掃員さんがすると思うんだが、ここの病院は患者が毎日決まった時間に病棟の清掃してた
どれだけ体調が悪くても清掃やらされた
真冬の寒い日、寝る前の1時間しかエアコンつけてもらえず何回も風邪ひいたっけ 小野寺さんの話に戻る
小野寺さんはその当時流行ってた女性アイドルグループが大好きだった
ある日、病棟でなんかのイベントがあった
小野寺さんは患者を集め、女性アイドルグループの曲のオリジナル振り付けを考えて患者と一緒に歌って踊るのをみんなの前で披露した
それはもう色んな意味でカオス
あの金さんもノリノリで参加してた
もちろん私はただの傍観者だった 鬱だった彼女が入院するかしないかって話しが浮かび上がった頃に自殺してしまったから
もし入院してたらどういう生活してたのかって思うと先が気になる
>>1は今はもう大丈夫なのか? >>73
それは辛かったね、大丈夫?って言っても大丈夫じゃないかな
私は何度も入院経験があるので、この話みたいに嫌な病院もあれば、ましな所もあるよ
入院中嫌な事もあるけど楽しい事もあるんだぜぇ〜
私は今は入院せずに暮らせてるから、酷い時よりは大丈夫だよ、心配ありがとうね 入院中の恋愛の話でも書こう
>>40に書いた部屋に居たとき
部屋から詰所をよく見てた
まあ嫌でも見えるんだけどね
そこで私は天使を見つけた
ちなみに私の恋愛対象はずっと女性だけだ >>74
精神病棟入院は嫌なことばかりじゃなく楽しいこともあるんだな
彼女は大人しい子だったからどうなっていたかわからないけど
今の>>1が入院の必要なくなったのなら良かったな 詰所に色白で女優さんみたいな看護学生さんがいた
私は一目惚れしてしまった
早くこの部屋から出てその看護学生さんと話してみたかった >>76
友達というか話し相手ができたり、カラオケがあったり、色んなレクがあるんよ
大人しい人でも本や雑誌を読んだりとか病院によるけど色々暇つぶしあるよ
多分もう入院はしないね、逆にストレスたまるんやでぇ〜 初めて看護学生さんと話した時
緊張しすぎてよく覚えてないなあ
私が看護学生さんに「女優さんみたいな綺麗な顔だね」
みたいな事言ったら、看護学生さんが「とんでもない、1さんの方が可愛くて綺麗な顔じゃない」
って言ってくれた
お世辞でも嬉しかった
もちろん、叶うことがない恋だったけれど、看護学生さんの実習が終わる日に主治医の先生が看護学生さんと二人で話す機会を設けてくれた
何を話したか覚えてないけどね >>79
彼女の祖母が現実と幻覚の区別がなくて生涯入院が確定しててそれを怖がっていたけど悪いことばかりじゃないんだな
集団生活と看護師からの扱いでストレスは仕方がないとしても死んでほしくなかったよ
てか天使ちゃんとのその先が気になる >>81
うちの親と同じような感じなんだな彼女さんのお祖母さん
今回の天使ちゃんの話は終わったけれど、別の病院に入院中に看護師さんとちょっとなんかあったから時間と気力があったら書くよ >>82
主治医とは最初は気が合わないと思ったんだけど、話してみたら好きな音楽やファッションとか同じでさ
同性が好きって打ち明けても気にしてなくて
サバサバしてるけど優しい先生だったよ >>83
そのうち好きなようにゆっくりでいいからちょっとなんかあった話しはぜひ書いてくれ
>>1の母親も生涯入院なのか? おK!
うん、生涯入院
でも毒親なんで関わりたくないから放置ってか任せられる所に任せて逃げて平和に暮らしてるぜw 大部屋に移って症状が落ち着いてから週に1回くらい病院併設のデイケアに行かないといけなかったのよ
そこには別の病棟の人達が沢山いて
男女、年齢問わずさ
で、私はその中でも一番若かったんだけどね
ある日デイケアで男性患者さんに手紙もらったのよ >>86
そうか
でも毒親ならそれでオッケーだから自分が幸せにななることだけ全力注いでくれ
そろそろ仕事行ってくる続き楽しみにしてるよ 「付き合って下さい」
って書いてあったな
男性は恋愛対象じゃないからその手紙は病棟の看護師さんに渡して処分してもらったけど(そういう決まり)
私が異性に初めて告白されたのが精神病院って思い出な 病院全体でカラオケ大会があった
全病棟から一人ずつ出て歌うみたいなさ
うちの病棟からは金さんだったかな
全員歌い終わって終わりかと思ったら最後に院長(おっさん)がステージに上がったのよ
んで山口百恵の歌熱唱してから
「みなさん、まずまずでしたね〜!みなさんも私のように伸びやかにもっと心を込めて上手に歌いましょうね!」
とか言ったのよ
普通の歌唱力なのにさ
もうこの病院ほんと駄目だと思ったわw >>92
ありがとう
>>93
そんなこと言うなって言いたいが嫌なら読まなくて結構よ おもろいし読みやすいよ
クワイエットルームにようこそ、みたいだね >>95
ありがとう
そういう小説と映画があるのか、アマプラにあったら映画観てみるよ
>>96
古いところは未だにあるんじゃないかな?40年前くらい前で時が止まってるような建物の病院あるよ 精神病院で恐ろしい患者に追いかけられる夢を見て汗ダラダラで起きてしまった
鉄格子とかの話したからかな
精神病院に縁がないからアウトラストってゲームみたいなイメージがあるのかも
保護室とか身体拘束とか実際どうなんだろう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています