どうでもいい話

奨励会合宿の夜のこと
酒がなくなったからその辺に転がってる若いのを叩き起こして
買い出しに行かそうということになったが
関西の重鎮加藤昌彦が起こそうとしたのはよりによって羽生善治だった
「羽生君は将棋界の宝だから寝かせてあげて!」
関東組の必死の懇願を受け入れた加藤
羽生の隣に寝ている者を指差して
「コイツならいいのか?」
「そんな奴で良ければ好きなように使ってください」
その時羽生の代わりに叩き起こされて買い出しに行かされたのが
先崎学である