そして織田は顎に手をやり少しばかりの間、思案する

「そうだ!俺のバイト先の先輩連れて行ってもいいですか!?」
「バイト先の先輩?」

まさか本当に自分の知らない人物が付いてくるなど想定していなかった紗雪は訝しげに織田を睨む

「吉野さんて言うんですけど…」