失踪して20年記念に立ててみた
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id変わったけど1な
とある政令指定都市に生まれ育った1。家庭は決して豊かではなく、ハッキリ言ってビンボーだった 貧しい家庭ながらも高校まで出させて貰った事には両親には感謝している 高校卒業までは普通の生活を送っていた1。だが1には野望があった 何となく『会社員』にはなりたくなかった1。卒業後はバイトして金貯めて、プーケットあたりで金が無くなるまでボンヤリと過ごす…などと考えていた だが世の中はそんなに甘くない。1がフリーター志望だと聞きつけた近所のオッサンが、1に声を掛けてきたのだ 「オマエどうせヒマやろ、ワシの所で働けや」
高校の卒業式を終えて3日、そろそろバイトでも探すか…などと考えていた1には渡りに船だった 「わかった、エエよ」ほぼ即答した。
「ほな明日六時半集合な」言い残してオッサンは去って行った 聞けば現場仕事らしいが、当然こちとらは未経験であり、更に当時の1はヒョロガリ小僧。 しかし天性のポジティブさを発揮した1。『何とかなるやろ』などと考えながら明日の為にさっさとオナニーして寝た 翌日、記念すべき現場デビューを果たした1。しかし仕事の内容など解る訳も無く、まるで案山子の如くポヤーンと立っていると、ジジィに声を掛けられた 「兄ちゃん、新入りか?」人の良さそうな微笑を浮かべながらジジィは言った 「宜しくお願いします」今現在の1を知る人達からは信じられない返事をする1。
「ほな行こか」ジジィは1を導く様に歩き出した ジジィは1に仕事で使う道具や材料の呼称を1に教えてくれた。
「これはこうして使うんやでぇ」みたいな感じで現場内を一回りした そんな感じで初日が終わり、帰りの車の中で近所のオッサンが話し掛けてきた。「1、この仕事どないや」
どないやなんて言われても、こちとらは未経験でありチェリーちゃん。しかし、原寸大のプラモデルを造っている様な感覚はあった 体力的にはかなりキツかったが、日々を楽しく過ごせたのは、ジジィどもとのトークであり、初心者を気遣う心配りを感じられたからだろう >>19
wifi切れたからかな?
そして1ヶ月、給料日である。
当時は所謂バブル期であり、その恩恵を1も受ける事となった。30万円近くの給料を受け取った1が狂わない訳が無い。
翌日、当たり前の様に仕事を休んだ そんな感じで1年、2年…と職人としてのキャリアを積んでいく1。そして3年目、事件が起こる。
1が働き出して半年後、近所のオッサンの息子が同じ職場で働き出した。そしてその3年目、1の給料よりオッサンの息子の給料のほうが多いという事実が発覚したのだ 近所のオッサンに詰め寄る1。
「どないなっとんねんワレ」
「オレのほうが仕事出来るし、オレのほうが仕事早いやないか」
狼狽えるオッサン。
「アイツは結婚したから家族手当云々…」
言い返す1。
「職人の値打ちは給料で決まるんとちゃうんかい?」
「オレの仕事がアイツより安いって事か?」 更にオッサンに詰め寄る1。
「気分悪い。オレが大事かアイツが大事かハッキリせえ」
オッサンは無言。
「判った、今日までお世話になりました」
その場で退職した 勢い付いて辞めたのはよかったものの、当時の1には蓄えが無かった。無かったというか、無くなっていたのだ。
何故かと言うと、当時の1は給料を現金で貰っていて、その管理を母親に任せていたのだ。毎月自分の小遣いと、実家に手渡していた以外のお金は、母親に預け、銀行に入金してもらう…筈だったのだ 1本人も口座にどれ程の金が残高としてあるのかも知らなかった。
母親に「仕事辞めた」と伝え、「オレの金ナンボある?」と尋ねた。
返ってきた返事は
「一銭も無い」 >>30
>>31
ありがと
オッサンを詰めただけでは飽き足らず、母親にまでも詰め寄る1。
「毎月家に10万円と、オカンに小遣い5万円渡してたのに、オレの金無いってどういうこっちゃねん?」
母親は半泣きになりながら言った。
「パチンコで全部負けた」 実は以前にも同じ事をやらかしていた母親。前回の時はオレが車の免許取得の為にと渡してた金を、全て使い込んでくれた。
発覚した際に、ギッチギチに〆てやったにも拘らずの再犯。
思わずぶん殴りかけた >>34
こんなスレ見てないで宿題やれ
>>32
thx
前に書いたが、実家は豊かではなかった。理由がその時解った。
実家を出る決意をした。しかし先立つモノが無い。しかも無職。人生オワタ…となりかけた時、以前現場で知り合った人から連絡があった 「1君、最近どないや?」
何ヶ月ぶりに聴いたTさんの声。
「お久しぶりです。最近仕事辞めて無職なんですよ…」
Tさんは当時のオレから見たら職人の見本の様な人だった。何故かオレを可愛がってくれた。まだ満足に仕事も出来なかったオレを。
「なんや、プータローかい?オレとこ来るか?」 >>38
毎日5ちゃんに入り浸りのオマエの親も入り浸りなの? 「オレみたいなハンパ者でもいいんですか?」
「TさんがいいのならオレはTさんの下で働きたいです」
笑いながらTさんが言った。
「よし、決まりや。オレの家知ってるやろ?今から来いよ」
「オマエに仕事のイロハを教えたるわ」 今日はもう寝る。
明日までスレ残ってたら続き書くわ。
一応トリ付ける 書きこみを見ると45〜48才くらいか そろそろガタがくる頃だ気を付けてな~ 残ってたな
その夜、Tさん宅へ向かった1。久しぶりの対面。
「こんばんは、1です」
笑顔で答えるTさん。
「おう、久しぶりやな」
「まあ入れや」
1よりも四歳年上のTさん宅は、相変わらず立派な家だった 「まあ座れや」
促されるままにソファに腰掛ける1。
「いきなりやけど、オマエ日当ナンボでやってたんや?」
「直球ですね、18ですわ」
1は答えた。
「まあ妥当やな。そやけどオマエはまだまだ伸びるやろ…」
Tさんが言った。
「自分の事はよう分かりませんわ」
「2万やる。その代わりオレのやり方に染まれよ」
1の返事に被せる様にTさんが言った。 「金はどうでもいいんです、Tさんの下で働けるなら」
1の憧れの人だった。何度か応援の現場で一緒に働いたが、まず仕事が早い。丁寧。人の使い方が上手い。なおかつアタマも切れる。正に職人の最高峰。因みに1は未だにTさんより優れた職人を見た事は無い。
「解ったよ、ほな明日から来いよ」
1は深々と頭を下げた。 「すいません、話さないといけない事がありまして…」
「何や?」
「実はオレ、バンドやってるんです」
「ほう、それで?」
「月1か月2で仕事に穴空ける事になるんですけど…」
「まあエエんちゃう?前もって声掛ければ」
「ありがとうございます」
「仕事の話は終わり。晩メシ食いに行こか」
話は決まった。
翌日から1はTさんの弟子になった。 Tさんのグループは、1が勤めていたグループとは訳が違った。一人一人が担当 を持ち、最初から最後までこなす。誰も他の人を頼ったりしない。そして仕事量がハンパない。
「化け物ばっかりやんけ…」
1が居たグループは、此処に比べればまるでシルバー人材センターの様だ。
「オレ付いて行けんのかな…」
少し不安になった。 休憩時間や昼飯時、仕事終わりの解散までの僅かな時間も1は図面を見た。勿論家に帰ってからも、暇さえあれば図面を見た。
『今日はここをやった』
『明日はここからここまで』
『ここをやる時はこうやった方が…』
負けたくなかった。誰にも。負けない為にはまず追い付かないといけない。
だから1は考えた。ロクに読めない図面も見た。
その頃だったと思う。初めて仕事してる夢を見たのは。 Tさんのグループに入って3年経った頃、1一人で他の現場に応援に行く事になった。
このグループのヘルメットを被っている以上、下手は打てない。Tさんの名前に泥を塗る訳にはいかない。
プレッシャーを感じつつ一週間ほど応援に行った。
最後の日、仕事終わりに応援先の親方が声を掛けてくれた。
「ありがとう、助かったよ」
「Tさん所はエエ若い衆抱えてて羨ましいわ」
その言葉を聞いた1は思った。
『オレも一人前の職人になれたのかな…』 おつー続きに期待!
テゴから2万って単価めっちゃいい
東京はそんなもんなのか 失踪とは...?
Tさんとこに入ったとき、まさか住み込み? 休日出勤だから現場に誰も居ない…
時間まで少し書く
Tさんの元で働き出して、自分のスキルがみるみるうちに上がって行くのが実感出来た。いつしか図面も読める様になった。ほとんどの作業は一人で出来る様になった。最初は『化け物』と思ってた他の職人達にもついていける様になった。しかしまだまだ足りなかった。
『絶対王者』Tさんの仕事には到底敵わない。
オレには何が足りないのか…
自問自答の日々が始まった。 >>63
東京じゃないよ、某政令指定都市とだけ…
あの頃はまだバブル期の残り香があったから、無駄に単価が高かったのよね
>>65
失踪はもうちょい後の話
このスレはオレの防忘録みたいなモノだから、ちょっと余計な事も書いてみた 最近よくある途中でやめるパターンにだけはならないでいただきたい
何となくだが勝手に左官屋をイメージしている 面白いけど、なんとなく途中辞めでスレが消える雰囲気する 結構反応あるのな、チョイと驚いたよ
職種は明かすと身バレに繋がるかもだからカンベンな
姿消したオトコだからね
年齢は想像に任せるよ
今出先だから帰って落ち着いたらまた続き書くよ >>75
最近ほんと多いよな
ここはそうならないことを祈るばかり (*。・ω・。)っ4円
歩掛「普通作業員」1.0人 今日も休日出勤…
休憩時間長めにとるから、都度上げる
1は考えた。決して頭は良くないが、足りない頭をフル回転させて考えた。
Tさんの仕事を盗み見た事もある。
そこで出た結論は…
『抜ける所は抜く、見える仕事は丁寧に』
今考えれば至極当然。しかし当時の1には、『叩いてナンボ』『手間を掛け過ぎるのはカネをドブに捨てているのと同義』という考えに辿り着かなかった。
それを実践する様になってからの1に対してのTさんの言葉は未だに胸に残っている。
「オマエもやっとカネの稼ぎ方を覚えたな、もう大丈夫やわ。日本中何処へ行っても喰える」 Tさんのグループで働き出した1は、半年程過ぎたあたりで実家を出た。と言っても実家から程遠くない場所を選んだ。
1は所謂『恥かきっ子』で、すでに両親は60半ば。兄と姉が居るが、既に姉は嫁に行き、兄のほうはたまに実家に帰ってくるが、何をしているのかさっぱりわからない。という理由からも、毒親とは知りつつも見捨てる事は出来なかったからだ。
一週間に2、3度程仕事帰りに実家に顔を出し、両親の無事を確認して部屋に帰る…という生活になった。 コンビニ飯も飽きたなあ…
父親は半分隠居生活、母親は専業主婦の為、実家には収入がほとんど無かった。必然的に1が両親の生活費を出す事になる。なおかつ1の一人暮らしの為の費用も掛かる…給料は劇的に増えたものの、出費も劇的に増えた。
毎月給料の半分は母親に手渡していた。
そこから家賃、食費、光熱費、携帯、ガソリン代、クルマの維持費……1の手元にはスズメの涙ほどのカネしか残らなかった。 1の立ち位置として、Tさんはあくまで下請けグループの親方であり、工務店の社長ではない。という事は、1も当然下請けグループの一員であり、正社員ではない。仕事に掛かる経費は自分持ち。必要な道具等も自腹である。
高額な工具は壊れた時には、実家に渡してたカネから理由を付けて出していた。
母親はそれが不満だったのだろう… 「今月は道具買ったからこれだけな」と言っていつもより少な目のカネを母親に渡すと、その時は有難そうにしているが、半月ほど経つと決まって
「今月苦しいわ…」などと愚痴りだす。
「オレも苦しい、兄貴に頼めよ」と言うと
「アイツは当てにならんから…」などと言う。
「ほなネーチャンに言えや」と言うと、
「あの子は嫁に行ったから…」と言う。
いつもその繰り返しだった。 ある時、仕事中に母親から連絡があった。何事かと思い休憩時間に実家に電話を掛けた。母親が出た。
「もしもし、1やけど何かあったんか?」
母親は言った。
「帰りに寄ってくれ、その時に話すから」
イヤな予感がした。決まってそんな予感は当たる様になっているのが世の常だと思う。
仕事帰り、実家に寄った。
「お帰り」母親は言った。父親は居ない。何処かへ出ているらしかった。
「話って何やねん」1はいきなり切り出した。
「もうお金無いねん、少し貸してくれへんか?」
目眩がした。 呆れて声も出ない、とは正にこの事。
「3万円だけでいいから、お願い」追い討ちを掛ける母親。
「何に使ってカネ無くなったんや?」1の問いに返ってきた返事は…
無言。
更に問い詰める1。
「何でカネ無いんや?」
「………パチンコで負けた」
溜め息が出た。
今度は1が無言になった。
最早思考は停止している。何と言っていいのかすら判らない。
そして母親の追撃。
「貸してくれへんかったら生活保護申請せなアカン…」 これには堪えた。
まさかの生活保護とは…身内としては余りに情けな過ぎる。こればかりは阻止せねば……1は折れた。
「わかった、明日持ってくる」そう答えて1は実家を後にした。
1の後ろ姿を見ながら、母親はしてやったりの顔をしてた事だろう。 思い出したら気分悪くなってきた
今日はもうカンベンして… >>27の過去があるのに、
>まさかの生活保護とは…身内としては余りに情けな過ぎる
これが俺には理解出来ないんだけど
>>27のような過去があるのになんで、
>こればかりは阻止せねば…ってなるのか理解に苦しむんだが パチンコで負けたら生活保護申請出来るのか
為になる教えだ >>88
過去の辛いこと思い出して吐き気とかするんだな。
俺なんか笑い話にしかならんわ >>92
俺は本当に辛い記憶で吐き気がするのは分かるよ >>93
苦労だけじゃなくて後悔とか懺悔とか羞恥とか
頑張っただけなら失踪はしないからね >>95
「失踪」って黙って逃げ出して姿を眩ます事だから なんだ、黙って20年も逃げ続けてる記念なのか
そりゃめでたい
立派だと思うよ 感情移入して自分に置き換えるのは良くない事は分かってる。人それぞれやもんね >>102
そんなことTさんから教わってないから仕方ない >>102
200レスくらい使ってイイからオマエが女に振られた時の話でも聞かせてくれよ
どうせヒマだろうから3時間でできるやろ?全部書き溜めて貼れよ
オレは日中仕事してるし、夜は持ち帰りの仕事やら付き合いやらで忙しいんだわ
人が立てたスレでワガママ言ってるヒマあるならさっさと宿題やって牛乳飲んで寝ろ 下請け職人さん、それも失踪中ともなると健康保険や労災はどうなってるんだろ
虫歯や怪我や自動車事故には気をつけてな 待ってくれてる人の為に眠い目をこすりながら…
両親を捨て切れないバカな1は、母親に催促されるままにカネを出した。そこで一つ問題が起こる。前に書いたバンドの件。
リハーサル一回するにもカネは必要。1のバンドは週3でリハを、月に1~2回はライブを行っていた。所詮アマチュア、固定客など付くはずもなく、傍から見れば道楽以外の何物でもない…だが1は真剣だった。
近々ニュージーランドにツアーに出る予定もあった。そのツアーがポシゃった。1のカネが足りなくなったから。 メンバーに詫びた。全部話した。イイ大人が泣きながら。
「申し訳無い。オレをクビにして、違うメンバーで頑張ってくれ」
ギター弾きはこう言った。
「オマエ辞めたら解散やな、今までイイ夢みれたからエエよ」
ベース弾きはこう言った。
「あと一回だけライブやろうぜ」
泣いた。
この2人だけは未だに連絡を取り合っている。 1にとってバンドは生活の一部だった。仕事して、帰ったら好きなCD聴いて…リハーサルして…仕事休みの日はバイクに乗り…魚釣りに遠出をして…空いた時間には時代小説を読み…そんな生活が全て壊れた。
無気力、抜け殻。
あんなに一生懸命だった仕事すらバカらしくなった。天職と思ってたのに。
あの両親のせいで…
次の給料日、実家には寄らなかった。当然の様に母親から連絡があった。電話の向こうであーだこーだと喋っているが、要約すると「カネ持ってこい」
1は言った。
「ふざけんな」 「何でオレばっかりオマエ等にカネ渡さなアカンのじゃ」
「今月から兄貴に集れや」
「家賃だけは面倒見たる、あとは年金で暮らせ」
言いたい事を言って電話を切った。
すぐさままた着信が来た。
「親に向かって何言いよるんや」
母親は叫ぶ様に言った。
黙って電話を切った。
そのまま部屋を出た。呑めもしない酒を呑んだ。吐いた。それでも呑んだ。朝まで吐いた。 パチンコってゲームでガチャする時の気持ちと同じ感じなのかな もう寝る、ゴメン
>>112
ありがとう、最高の仲間やで
>>113
オルタナっぽい感じ
英詩で演ってたよ
>>114
1がドラム叩いてた
3ピースだったから、ギター弾きが歌いながら…みたいな
>>115
オマエはイジメられっ子か?
オマエのレス全部からそんな匂いがするわ
何処の誰だかわからんヤツ相手にしか強気になられへんみたいやな
もう少し楽しく生きろよ、卑屈になっててもツマランぞ
>>116
ありがとうな てか失踪もなにも、役所に親には援助出来ないって言って、さっさとナマポ受けさせれば良かっただけの話じゃん
今と昔ではナマポの考え方って違かったのかな
今は、別にナマポでも不自然な事じゃないけど 大人子供のスレ立ってんだから皮肉も言いたくなるものだ
まじ笑わせる >>128
いや、親をパチンコ漬けにして支援せずにナマポ受けさせろや
やってから言え >>130
実際には本人の苦しみは本人にしかわからんのだからな >>131
俺は、ただ単に今と昔ではナマポに対する考え方が違ったのかな?って事なんだけど
いきなり喧嘩売るなよ >>132
今だって普通の人はナマポなんかにならねぇよ ナマポでも不自然じゃないとか言ってる奴がのさばってると思うとマジで気持ち悪い
1しえん!
ゆっくり もちろんだけど仕事優先でね
楽しみにしています! もう良い歳だろうに煽り耐性0とか
本当に底辺人生歩んできたんだろうな >>135
こういう 匿名掲示板ですぐマウントとろうとする馬鹿気持ち悪い 1は煽り耐性がマジで無いと思う
ちょっとした事で、すぐ怒っちゃう
>>133みたいな擁護レスも1なんじゃないかって勘ぐっちゃうレベルで
でも、このスレは楽しいよ
気長にがんばって >>135
便所の落書きに反応して更に落書きするオマエの自己紹介?
オレの事叩いてくれるのは構わないが、叩いている連中は自分可愛さで簡単に親を見捨てる人でなしって事なんだけどね…
オレは親を切り捨てるまでかなりの葛藤があったけどな… 次の日の夜、実家に電話した。母親が出た。1は言った。
「カネが欲しけりゃネーチャンと兄貴呼べ。全員で家族会議してからや」
これだけ言って電話を切った。
次の日、現場でTさんと話した。
「今晩、時間ありますか?」
「わかった、最近のオマエ見てたら何かありそうな気がしてたわ」
その夜、二人で居酒屋に行った。
「で、話って何やねん?」
全部話した。
「…重たいな。何か悩んでるとは思ってたけど、こんな事とはな…」 >>139
俺に反応する暇があったらお前の底辺の半生をとっとと書けよアホ 「色々考えたんですけど、話次第じゃもう地元離れようかな、って」
「確かに育てて貰った恩はあります。けど、もう充分にカネも時間も使ったかな、って…」
「でもそうなると仕事辞めなアカン様になるから…」
1がそう言った後、Tさんは暫く黙っていた。
「オマエの人生やからな、好きにしたらエエ」
「仕事の事も気にすんな。オマエが抜けた穴はオレが本気出せばそれ位は…な」
言った後、Tさんは笑った。
「メンドくさい話は終わり、飯食おうぜ」 >>142
底辺の半生なんて気にしてないで、こんなスレ見てる時間をもっと有意義に使ったらどう?下見てないで上見た方がイイよ >>144
変なのは気にしないで続きおなしゃす!スレ乗っ取る勢いで書き込む奴は別スレ立てろ 面白い話なんだ。
待てばいい。
煽って書いてもらえなくなる方が勿体ない。 奇遇だな俺も失踪して15年くらい経つわ
俺の話もドラマチックかもしれん
書く気になれないけどw お前ら楽しみにし過ぎwwwww
大人しく待てwwwwwwwww 書き溜めてないからまとまった時間無いとアゲれんのよ…申し訳無い 今月休んでない…
何日か後で、母親から連絡があった。早急に家族会議を開くから、とりあえずカネ寄こせ、みたいな事を言われた。
1は、「家族全員に自分がやった事、今まで使い込んだカネの総額を話せ。カネはその後や」と突っぱねた。
生活のリズムが変わってしまい、1は時間を持て余す様になった。部屋で音楽を聴いていても、何も入って来ない。だからつまらないから部屋を出る。部屋を出たからと言って特に行き先も無い。無駄にクルマを走らせる日々が続いた。
いつもの様に独りドライブをしていると、携帯が鳴った。実家からだった。電話に出た。母親は言った。
「明日皆集まるから仕事帰りに寄れ」
それだけ聞いて1は通話を切った。 翌日、母親の言う通りに実家に寄った。既に姉が来ていた。
「急に呼び出されたけど何事よ」
姉は不満そうに言った。
「クソ兄貴が帰ったら話すわ。ちょっと飯食ってくる」
それだけ言って1は実家を出た。変な空気の中、実家に居る事は苦痛以外の何物でもない。少し離れた場所にあるマックに向かった。
食事を終え、実家近くの駐車場にクルマを止めた。暫く車内でボンヤリとしていた。
携帯が鳴った。実家からの着信。
「兄貴帰って来た」
姉は言った。
「すぐ戻る」
1は言いながらクルマのエンジンを切った。 待ってくれてる皆さん、申し訳ない
今から出掛けないといけなくなってしまった…
今日はもっとアゲようと思ってたんだけど…
また明日 >>159
お疲れ様です<(_ _)>
気を付けて行って来て下さい これじゃ完結するまでに3ヶ月以上掛かるだろうな
多分 これみてキレるんだろうなw
耐性ないからなーこいつwww カイジのストーリーみたいな感じだな
数日間、スレ放置で久しぶりに来たと思ったら単文のレスでさよなら
忙しいなら書かないで、時間ある日に連続で書いてくれたら、いいよw
小出し小出しされると、萎える >>164
持ち帰りの仕事()とか言ってるくらいだしな >>164
>>166
仕事終わって即5ちゃん開いてる様なヒマ人と一緒にされても…こっちはこれでも個人事業主なんでね、現場で座って事務処理やら見積りやらとやってられんのよ、解るかな? 嫌な奴はいちいち書き込むなよばーか
>>167
待ってるから気にせず書き込んでね!
楽しみにしてる >>167
ニートを相手にしないで疲れたら早目に寝たらエエんやで
書ける時にチョコチョコ書きゃイイ >>167
視野の狭い人間可哀想ってことで軽くながそうや 1が実家へ戻ると、既に家族は全員集まっていた。1の顔を見た兄貴が言った。
「何やねん、急に呼び出しやがって」
1は言った。
「黙れ」
「おいオカン、今日皆に集って貰った理由を言えや」
母親は黙って俯いていた。
「黙っててもワカランやろ?早よ言え」
母親は1を睨みつけた。
「言いたくないんやったらオレが言う」
「ネーチャン、兄貴、オカンが生活保護受けるって」
「オレが毎月渡してたカネじゃ生活出来んらしいわ」 「オマエ偉そうに言うてるけど、オカンに幾ら渡してたんや?」
兄貴が言った。
「働き出してから最低10、多い時で30位か?ところでオマエは家にカネ入れてんのか?」
「何処でナニしてんのか知らんけど、オマエはオレよりオカンにカネ渡してんのか?」
「オマエが好き勝手に生きてる間に、オレはやりたい事を諦めなアカン様になったんやが…どうしてくれんの?」
「確かオマエ専門学校出てたよな?そのカネ何処から出た?ちゃんと返したの?専門で見に付けた技術はどうなってんの?」
もっと色々と言ったと思う。 タイプミス…(´;ω;`)ウッ…
×見に付けた
ο身に付けた
「オレが何してようがオマエに関係無いやろが!」
「オレに嫌味言う為にわざわざ呼び出したんかい、コラ」
兄貴が怒号を発した。
「やかましいわ、ボケ」
「取り敢えずオマエが毎月幾ら家に入れてたか教えんかい」
「オマエからカネ貰ったなんてオカンから聞いた事無いぞ?」
「オレは高校出てからずっと渡してた。もう全部で1500万は超えてる。それももう今月で終わり。あとは兄貴、オマエがやれ」 「と言う事で、今月から兄貴にカネ集ってくれ」
1は母親の顔を見ながら言った。
「今までみたいにパチンコばっかりやってたら、ホンマにメシも食えん様になるよ」
それを聞いた姉が言った。
「オカン、1のお金全部パチンコで使ったん?」
母親は俯いたまま答えない。
「…らしいよ」
1は言った。
俯いたまま、母親が呟いた。
「…育て方間違えた」 母親の呟きを聞いて、1は立ち上がった。
『もうオレの居場所は無いわ』そう思いながら実家を出ようとした。
その時、後ろから声が聴こえた。兄貴の声だった。
「ちょっと待てや、何でオレが面倒見る話になってんねん」
1は言った。
「何でやあるかい、順番や。次はオマエの番な」
「ネーチャンは嫁に出たから関係ない。解ったか?」
「面倒見たくないって言うなら1500万持って来い、今すぐ」
「そしたらオレが実家の家賃だけは面倒見るわ」
「後は生活保護で食っていけるやろ」
1は言った。そのまま玄関へ向かった。 >>176
当時で70近いババァに目押しを要求するのは…
「オイ」
兄貴の声が後ろから聴こえた。
「まだ何か聞きたい事あるんか?」
「オレの質問に答えもせんクセに」
兄貴の目が血走っていた。
「オマエ…殺すぞ」
兄貴は言った。
その瞬間、パンと弾けた。
ぶん殴った。一発、二発、三発…
「肉体労働者舐めんな」
言いながら殴った。蹴った。
姉に止められた。
兄貴が倒れている周りと、1の拳が血塗れになっていた。
「殺した事も無いヤツが、殺す覚悟も無いクセにそんなセリフ吐くな」
言いながら1は実家を後にした。 この後すぐに1は東京に出て、所謂『失踪』生活が始まる訳でした。
フェイク有り、大分端折ったりしてるけどまあこんな過去が有り、現在に至る…って感じです。
支援下さった方々、ありがとうございました。結構励みになるモノでした。
質問あれば寝るまで答えますよ。 1さんありがとうございました。
差し支えなければ現在のプライベートな状況教えて下さい。 >>180
この続きからが大切な所やん
この先が本編で今までの所がプロローグやろ? お疲れさまです!
ゆっくりでいいので家出てから編も見れたらうれしいなぁ… >>182
プライベートな状況…?質問が抽象的過ぎて、何を答えて良いのやら…
もう少し具体的にお願いします >>183
>>184
東京に出てからは、普通に仕事して普通に生活してるだけだから、特筆すべき事も無いのよね…生きて行く上で、特に不便も無いし
ただ、地元離れてからは『放浪癖』みたいなモノがついちゃって、あちこち転々と引っ越ししてるけど >>187
いやいや、普通に仕事するにも色々あるでしょ
まあ、でも「失踪」じゃなくて家族と絶縁して上京した この20年でインパクトに残った出来事お願いします。 普通に仕事するにしても
部屋借りるにも保証人が必要だしね
だれか親方に付いたのかな? 上京編希望です!
ゆっくりでいいのでお願いします。
リーマンの時とか仕事なくて大変だったと思う。 >>189
東京編…わかった、上京して最初の工務店に勤めた時の話から話そうか
>>190
家族、親戚、ほとんどの友達、当時付き合ってた女にまで黙って出て来たのに絶縁?
>>191
家族が出来た事、かな >>192
上京して最初の工務店だけはコネがあったから、寮付きですぐに働けたね >>194
失踪って基本的に追跡出来ないようにするのね
だから、住民票を動かせないのよ
住民票を移動すると移動先が分かるからそこから足がつくのね
失踪すると就職にも相当な制限がかかるし国民健康保険も旧住所で更新しないとダメなんよ
俺は失踪して2年半で住民票移動したら親父がアパートまで来たぞw >>197
住民票の件は知ってる。だから住所も本籍地も地元のままだよ。だから『内縁』の奥さんなんだわ
ただ、そろそろ現場に入るにあたって社会保険云々…と煩くなってきてるので、何か考えなくては…とは思ってる
いつまでも『住所不定』ではねぇ… >>198
移動せずに20年!?
マジで?
免許とか健康保険とかどうしてんの?
免許は更新時期に地元の免許試験場行けばいいだろうけど
健康保険証も役場に毎回行ってんの?
職人なら個人事業主で税金とかも地元に納める事になるけど....
そんな事、可能なの?
やった事ないってか、そこまで移動せずに出来るんだ? >>200
オマエの親もリアルで鬱憤溜め込んでネットで吐き出すヘタレなの?オマエの子供もそうなると可哀相だから、一生童貞でいるとイイよ >>201
免許の更新はカンタンよ。公共料金の支払いの手紙持って近場の免許センターに行けば問題無し
健康保険は建築国保でやってる。東京土建とかに問い合わせればすぐ出来るよ
税金は都度居る場所で払ってるから大丈夫じゃね?出稼ぎに来てる、って言えば特にツッコまれないよ >>204
ああ、土建屋にありがちな出稼ぎか....
考えた事もなかった
ありがとう
って、もう使う必要無いからイイんだけど
建築国保とか知らんかったなぁ >>204
>>1を責める訳じゃないけどこれがまかり通る世の中(建築業界)ってやっぱ正直異常だよなぁ
だからこそ今、マイナンバーとか建築現場の新規教育アンケートや名簿に社会保険が必須になってガンガンに締め付けてきてるんだろうけど…
>>1みたいな人間には助け船だったかもしれないがやっぱり悪どいやつは悪どいことやるから是正は必要なんだろうな >>209
異常じゃないよ?寧ろ今のニートを減らすために建築はもっと入口広くするべき え!?これだけ??
散々引っ張って 色々脚色付けて盛ったのにw
所々 文章がおかしいのは仕様ですかwww え?失踪って普通、家族に居場所を特定されないように保険証とか免許とか持てないと思ってたけど、本名で建築国保?だかにも入ってるし、税金もキッチリ払ってるのかよw
なんだかんだ、家族は特定簡単に出来そうw
なんか俺が想像してる失踪と違うわ
ただの家出って感じ 郵便は移転届けを毎年?郵便局に出してるってことかな? お前ら散々期待しといていざ書き終えると落胆してて草
やっぱりこいつ無能じゃん 免許もキッチリ更新もしてるし、失踪とカッコつけてるけど、ただの家出 >>211
本質がわかってないのにごちゃごちゃ言うな もう20年以上前の話、オレオレ詐欺の原型の様な犯罪に加担していた。俺の役目は今で言う受け子。その犯罪も俺の役目も今とは呼び名が違ってた。深い考え無しに大学を辞めた俺は暇を持て余し、飲み屋で知り合ったオヤジに誘われ深い考え無しにそのグループに入った。
そんな妄想の話 そのグループに入って半年ほど経った頃、偶然1200万ほどの現金を運ぶ事になった。
それまでは一度に数十万から多くても200万に届かないくらいしか運んでいなかったが、並行して進めていたいくつかの案件(内部では一件毎の仕事をこう呼んでいた)のタイミングが狂ったのと人員がその日だけ極端に少なかったのが重なった。
そして複数の案件の現金を俺一人で運ばなければならなくなった。 もちろん運ぶ現金に手をつけたりすればひどい目にあう。それはこの仕事を始めた当初から厳しく警告されていた。
他のメンバーは片手を広げて4.5とか言うのが持ちネタのオヤジだったり、ヤレてはいるがいつも違うサラリーマンの月給ほどのスーツをラフに着ている30代くらいの男。
凝ったカットの金のネックレスと聞いたことのない高級腕時計、10万以上するデザイナーズジーンズをいつも身につけてる得体の知れない20代半ばの金髪ロン毛、そのほか真っ当に暮らしてはいないであろう風貌の数人が居た。
チャラくも真面目にもなれない中途半端な俺にはコイツらを敵に回す度胸は無かった。
その日までは >>222
日本語が下手くそなのか分からないけど、1と比べるとめちゃくちゃ読みづらい 荒れてる上に新しい話が始まっとるわ…最早スラムの様相
建設業界について一言
少し前迄の建設業界は、それこそナンでもアリだったわ。オレみたいな住所不定者、逃亡中の手配犯、全身に墨入ってる様なチンピラ、脱税、ヤクザ絡みの利権…
個人的には、『マイナンバー』ってヤツが導入されたのは、ブルーカラー(特に建設業)から、取れるモノ(ハッキリ言って『カネ』)を取りたい、なるべく取りっぱぐれの無いようにしたい…っていう思惑から始まった政策だと思ってる。
それに伴い、現場作業員にも社会保険云々…と始まった。社会保険を適用するなら、正社員として会社に籍を置かざるを得ない。正社員ならば、源泉徴収といった手段で税金は回収出来る。
更に、厚生年金といった名目で回収出来る。
建設業に従事する人全てがそれらを納めていない訳じゃない。しかし、圧倒的に多過ぎる。ホワイトカラーの方々から不満が出るのも当たり前。
ならば不公平を無くしましょう…って所からのマイナンバーだと思ってる。表向きには大層な題目あげてたけどね。
んで、実際に社会保険未加入の人は現場に入れません…となった。 >>227
今って手配師が連れて来るような浮浪者みたいな雑用日雇いっておらんの?
メットと軍手すら親方に借りるみたいなヤツ でもね、建設業の正社員化…って、あんまりヨロシクないと思う。理由は
『モチベーションの低下』
そりゃそうだよ。頑張って死ぬ気で叩いても、ヤル気ゼロのヤツの給料に持ってかれるんだから。
それが嫌でオレはずっと『一人親方』って立場を通してる。下請けの立場なら、叩けば叩くだけ自分の取り分が増えるんだから。
実際あちこちの工務店から、正社員登用の声が掛かったよ。でも、全部蹴ってきた。安定なんか求めてない。今現在の『オレ自身の値段』が知りたい。今時正社員で、手取り22000くれるトコあんの?
日本中のオレみたいな下請けさんも、多分同じ事を思ってると思う。やっぱり職人って、『叩いてナンボ』だから。
正社員になりたくなくて、廃業した人も居ると思う。って事は、極端な話『技術の継承』が出来なくなる訳。と、なると、まともに仕事も出来ないボンクラばかりの現場になる。
昔の人は、『三人寄れば文殊の知恵』なんて言葉を残したけれど、そんなんウソや。アホが100人集っても、アホの発想しかない。
いずれ日本の建設業は世界に誇る低レベルに堕ちて行くと思ってる。マイナンバーって、それぐらいバカな政策だと思ってる。
オレの個人的な意見なので、反論ドンと来いやで >>228
今現在、社会保険云々…って話になってる現場って、土木工事の現場ばかりなのよ。土木工事って、発注者は『県』であったり、『市町村』であったり、『国』だったり、『省庁』だったり…お上の仕事だね。
建築の現場でも、大手ゼネコンの現場はそうなりつつあるみたい。そういった現場ではまず見ない。地場の小さいゼネコンとか、個人事業主レベルの現場なら、まだまだ居ると思うよ。
マイナンバーって、そういった人達も殺しかねない政策じゃないのかな…
「義務を果たさない者は死ね」みたいな >>229
これまではその一人親方制度を利用して会社が社員に対して責任を取らなかったんだよね
ほら、こんだけ払うから自分で納税しろ保険も自分でやれ、だけどそんな細かい事をちゃんとやる人は少なくてな
そして貴方みたいにオラオラやるぜーって人はそんなに多くなくて
大多数の労働者は税金の事も分からないし納税の義務も履行しないし
怪我や退職した後に受け取れる制度も分からない人とかいっぱい居る
確かにマイナンバー制度や建設業の社保の義務化は税金逃れをしていた人達に紐付けして徴収する為に出来たんだけど
本来はそれを払うのが当たり前というかそれが大前提でスタートすべきで
お金儲けしたり社員雇ったりする行動にはその責任を果たすべきだと思うよ。 >>230
これを雇って派遣してピンハネしてるのは半端ヤクザなんだけどね
残念ながらその人達を掬い上げて住民票取らせてマイナンバー取得させて保険に入れてって事をしないで
弱味に付け込んで安い単価で働かせてるのも事実 >>233
でも時代の流れに乗れない人や会社は潰れるだけなんやで
制度が変わったらいち早く対応しないのは怠惰でしかないと思う
人を雇うつもりなら特にそうだと思う >>234
そうやね!でも入口があって掴み所掴んで軌道に乗れば法人にしてまともに税金払える会社にすればいいと思う。
初めからまともにやってたら何時までたってもマトモな会社にならんから皆抜け道使うんじゃないかな 実際2次で入ってる会社は自分とこの人間に親方保険入らすかバイト扱いにするかして会社やってるのが現状やろ >>235
まともにやってまともに税金払えないならヤらない方が良いよ
払うべき税金や保険を誤魔化さないとやっていけない会社や個人事業主って本末転倒なんじゃないかな? >>238
税金や消費税はまともに払ってるでしょ。普通はね。経費を上手く使い回してるだけだよ おれは日当8000円で無収入で申告してる人の話してる訳じゃないよ >>239
問題なのは社員として雇うべき人間を一人親方という体で働かせてしまう事
そこには雇い主の責任も必要な出費もしないというところだと思うのよね
それを制度としてダメってする方向にしてるのは悪用する人が多いからだろう
そう思って俺も考え方を切り替えた口なので >>242
まぁ今は職人不足が深刻だからゼネコンも目つぶってるんじゃないかな。
>>243
1さんも参加してる話なのでいいと思います(´^ω^`) >>243
あ!違った
1さんがいいならいいんじゃない?
外野はなんとも >>244
そうかもね、まずは人手不足の解消が最優先
でも仕事が減ってきてから真っ先に切られるのはそういう人からだもんね
いくら仕事が早くキレイに出来てもそれは制度としての書類がある前提だから
俺はそこら辺が分水嶺だと踏んでます >>246
そうね!だから今はチャンスの時期と捉えてドンドンやればいいと思うんだ。
不況になるまでに生き残れるようにさ! >>238
最早下請けグループなんてのは過去の遺物なのかも知れないね >>246
オレ自身の考えとして『請負師』でありたい。『サラリーマン職人』にはなりたくない。だから、一人親方の立ち位置が成立しない状態になったら、引退すると決めてる。それまでは精一杯足掻くけどね >>252
今の単価で考えたらサラリーマン職人は割に会わんよ。会社によるけど工務店の現場監督より親方の方が儲かるやん 社会保険云々の問題がある限り、大手の現場には入れない…という現実がありまして。
地場ゼネコン相手にしてても、継続性に不安が…
常庸仕事ならいくらでもあるんだけどね、単価が… アンカ忘れた。・゚・(ノД`)・゚・。
254は>>253ね 東京編は明日から書く
しかしマジメな話になるとガキ共が煽りに来ないのは何故だろう…
では 他人様のスレなのに申し訳ない
どこかでこの妄想を残したかったんだ
ではお言葉に甘えて
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魔がさした。
そうとしか言いようがなかった。
その日は見張り役がいなかったことも後押しをしたとこもう。
以前も2回くらい見張りがいないことがあり、そんな時は連絡用にPHSを持たされた。
街道沿いのファミレスに入り、駅までの途中の場所にタクシーを呼んだ。
そして待ち合わせたタクシーに乗って予定とは違う路線の駅に向かった。
指示を伝えるために頻繁にPHSが鳴る。最初のうちこそ通常通りの風を装って受け答えをしていたがやはり何かいつもと違っていたのだろう。
「お前大丈夫か?何かあったのか?」という連絡役の言葉を聞いてPHSをホームの反対側に止まった電車の中に置いた。 鉄道を乗り継いで都市部を離れ、フェリーで宮古島に向かった。
沖縄にはヤクザがいない...そんなことを聞いた覚えがあったからだった。
宮古島は飲み屋が多かった。朝まで営業している店も多く、夜を明かすには困らなかった。
自分探しの旅でもしているのかと半笑いで飲み屋の主人に問われ、ええそんな感じですと答えてからはそういう青年のフリをして過ごした。
遊んでばかりじゃしょうがないだろうとタバコ農家の手伝いを紹介されたり、台湾人の中年女性に雇われワンクルシャーの手先のようなこともした。
高く伸びたサトウキビの列の陰から今にもメンバーの誰かが顔を出すんじゃないか。平良の街で追っ手に突然肩を掴まれるんじゃないかとかビクビビクしながら過ごしていた。
そして仕入れた商品を持って帰る中年女性に誘われるまま船で台湾に渡った。 台湾からベトナム、カンボジアを経由してタイへ。密航を繰り返しバンコクへたどり着いた。
しばらく腰を落ち着けるよう中国人が大家でインド人が階下に住むアパートの一室を借りた。
3ヶ月ほど経ち、日本人のコミュニティがあることに気がついた。
仕事をしているわけでもなく、リタイヤして海外移住するような歳にも見えない俺はどうも同じ日本人から見て目立つ存在のようだ。
日本人旅行者も頻繁に見かける。落ち着かなくなった俺は来た道を戻って宮古島に逃げ帰った。 無理に帰ってきたおかげで所持金がだいぶ心細くなってきた。
帰路は往路に比べて10倍くらい費用がかかってしまったせいだ。
そして俺は神奈川に向かった。
ドヤ街というのか貧民窟というのか、浮浪者や貧しい肉体労働者などが集まっている場所があることは知っていた。
そこで俺の歳に近い浮浪者を探した。何人かに声をかけ、目的に叶いそうな男を見つけた。酒か薬にでも溺れた風のガリガリに痩せ虚ろな目をした受け答えも怪しい男だ。
酒と食物を持って近づき、名前と歳と住所に出身地、その他いくつかのことを聞き出した。地元に友人や親兄弟はいるのか? その人たちと最後に連絡をとったのはいつか?
年齢は俺より9歳年上、出身は山中の地方都市で少なくとも10年は帰郷もせず連絡も取っていない。もちろん友達なんていない。
兄は10代半ばに家を出て音信不通。親は死んだと聞いた気がするがわからないとのことだった。
今後自分の本名を名乗らないこと、この取引のことを他言しないことを条件にそいつの名前を30万で買った。
1年後にまた来る。その時まで約束を守っていたら同じ額をまた渡すことを伝えて別れた。 そいつの住所地に行き謄本を取った。その頃はまだ他人の謄本をとる手段があった。
親はどちらも既に亡くなっていた。そいつの実家は荒れ果てた廃屋になっていた。
そいつの住所を他へ移し、あまり意味はないが本籍地も移した。
新たな住所で原付の免許を取得した。30万で買った名前と俺の顔写真が入った公的な身分証明書を手に入れた。
その後は今につながるので軽く触れるだけにしておくが、東京にほど近い都市の小さな看板屋に就職し、似たような職種で今も働いている。
30万で手に入れた籍は4人に増えた。同い年の妻は俺のことを9歳上だと思っている。若く見えるパパだと子供の同級生の親から言われてヒヤリとする。
就職した時に入った国保は40代で社保になった。年金も税金もきちんと払えている。
緩みきった二十歳の頃からすれば緊張のせいか顔つきがだいぶ変わった。歳をとって体型もずいぶん変わった。子供と商売のおかげで笑顔で過ごしているせいか人相も福々しいと言えると思う。あの1200万を持ち逃げした童顔の青年が俺だと見破れる人がこの世に何人いるだろう? >>34
いやいやいやいや文才めちゃくちゃあるだろうw
ここまで読んでめちゃ面白いぞ。
肉体労働者っぽい文体もリアルさを醸し出してる。 上から目線の偉そうな底辺おっさんが降臨しないのは約束を守りたくないからだ
流石正社員になりたくないだけはあるね
社会は暴力で回るわけないのに 一度逃げた奴は何度でも逃げる
父親がそうだった
借金しては逃げて、同僚や後輩からも借金する
嘘つきで嫌われて余されて今は独居老人だ
なるべく長生きして不幸を長く味わって欲しい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています